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シャープ、ワンセグ視聴が可能な“手書きパッド”搭載電子辞書『PW-TC920』を発売

2007年06月11日 15時56分更新

文● 編集部 若林健太

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シャープ(株)は11日、タッチペンで文字を書いて文字入力できる“手書きパッド”機能を持ち、ワンセグの視聴も可能な電子辞書“Papyrus”(パピルス)『PW-TC920』を今月29日に発売すると発表した。価格はオープンプライス。予想実売価格は5万5000円前後。

PW-TC920-B

PW-TC920-B(ブラックモデル)

PW-TC920-R

PW-TC920-R(レッドモデル)

PW-TC920は、2006年11月に発表された『PW-TC900』(関連記事)に続き、ワンセグチューナー搭載電子辞書として同社で2機種目となる電子辞書。高磁力マグネットとOFCリッツ線を搭載したイヤホンを新たに付属し、高音質でワンセグ放送を楽しめるという。また、視聴する地区を選ぶと、その地域で受信可能な放送局を自動検索して放送局を一括登録できる“選局リスト”機能も追加された。ワンセグは字幕表示に対応するが、データ放送には非対応。なお、番組録画機能も搭載していない

手書きパッドは、読み方が分からない漢字でも手書きで入力して検索できる機能。今年5月に発表された“Papyrus”『PW-AT760』(関連記事)で採用された、文字の自動認識/手動認識を選択できる機能を搭載しており、文字を書いている途中に勝手に文字を認識しないよう設定できる。しかし、文字の入力枠を1枠/2枠から選択できる“選べる手書きパッド”には対応していない

コンテンツは、PW-AT760から搭載されている、動物や植物のカラー写真約1000点を収録した国語辞典『スーパー大辞林3.0』など40種類のコンテンツを収録。『医者からもらった薬がわかる本 2007』、『日経パソコン用語事典2007』、『経済新語辞典 07』などについては、本製品から新年次版を収録している。

ディスプレーはPW-TC900同様、4.3インチの高輝度カラーASVワイド液晶パネル(480×272ドット表示)を搭載する。電源は内蔵リチウムイオンバッテリーを利用し、約5時間のワンセグ連続視聴(同社調べ)が行なえる。操作を行なわなかった場合の連続表示時間は約25時間。本体サイズは幅132.0×奥行き91.7×高さ24.0mm、重量は約300g(電池/タッチペン含む)。本体カラーはブラックとレッドをラインナップする。

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