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ビズソフト、減価償却制度の変更に対応した会計ソフトの更新プログラムを提供

2007年06月01日 21時58分更新

文● アスキービジネス編集部

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OBCグループのビズソフトは、中小規模事業所向けの会計ソフト「ビズソフト会計 Ver.2.0」および「ビズソフト青色申告」の更新プログラムをリリースする。2007年度の税制改正による減価償却制度の変更に対応したもので、6月27日から提供を開始する。


サポート契約ユーザーは無償でアップデート可能


 「ビズソフト会計 Ver.2.0」「ビズソフト青色申告」は、経営状況が一目で確認できる「ビジュアル試算表機能」などの直感的なインターフェイスが特徴の会計ソフト。更新プログラムでは、平成19年度(2007年度)の税制改正に対応した。

 今回の税制改正では、減価償却制度が抜本的に見直され、法人事業所のみならず個人事業者も対象となっている。更新プログラムによる主な変更点は下記のとおり。

  • (1)2007年4月1日以後に取得する新規取得資産について、償却可能限度額と残存価額を廃止し、1円(備忘価額)までの償却計算に対応。
  • (2)2007年4月1日以後の新しい定率法において、新しい償却率を用いた償却計算に対応。
  • (3)2007年3月31日以前に取得している資産は、従前の償却計算を継続し、その後、従前の償却可能限度額(取得価額の95%)にまで償却した翌事業年度以後で、1円(備忘価額)までの5年均等償却に対応。

 更新プログラムは、製品起動時に自動的にダイアログ表示して更新を促すほか、同社のユーザー専用サイトなどからダウンロード可能。同社のサポートサービスである「基本使用サービス」を契約中のユーザーおよび新規購入者はは無償でアップデートできる。提供開始は6月27日から。

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