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ビズソフトが「社長の経理ナビ」の改良版を27日から無償配布、同時に帳簿オプションも

2007年04月16日 13時20分更新

文● アスキービジネス編集部

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ビズソフトは、小規模事業所向けの収支管理ソフト「社長の経理ナビ」の機能改良・追加プログラム「社長の経理ナビ Service Pack 1」を今月27日から無償配布する。利用者からの要望を取り入れ、数10カ所の変更を加えたという。また、併せて有償のオプション製品「帳簿オプション」の販売を開始する。


細かな使い勝手を改善した、社長の経理ナビ SP1


 「社長の経理ナビ」は、会社の資金の現状把握と将来予測を行なう収支管理ソフト。会計の勘定科目や借方貸方など、仕訳の知識がなくても利用できるのが特徴で、個人事業者から従業員数30名規模までの小規模事業所の経営者向けに設計されている。ビズソフトによれば、昨年12月の発売以来、すでに1000ラインセンス以上の販売実績があるという。

 今回発表された「社長の経理ナビ Service Pack 1」(SP1)は、ユーザー企業や税理士などからの意見を取り入れ、数10カ所の改善・機能拡張を行なった。

 具体的には、取引カレンダーに、新たに収支メーターを実装。業務区分ごとに、予測・実績・達成率などを確認できるようにした。また、請求書作成画面を見直し、伝番の追加、複数の振込先口座や請求対象期間の記載への対応など、きめ細かな設定が可能になっている。そのほか、「売掛残高一覧」「買掛残高画面一覧」「資金残高集計表」「単位設定」などの画面の追加などの改善を図っている。

SP1では請求書画面を見直し、項目の追加などを行なっている

SP1では請求書画面を見直し、項目の追加などを行なっている

 SP1の配布は今月27日からインターネット経由で行なわれ、既存/新規ユーザーともに無償で利用可能。アップデートは、社長の経理ナビの起動時に表示されるメッセージに従って操作することで完了する。


専用オプション「帳簿オプション」も同時リリース


 ビズソフトでは、併せて社長の経理ナビ専用のオプション機能「帳簿オプション」の販売を27日から開始する。帳簿オプションは、社長の経理ナビの画面に、以下の6つのビューを提供するもので、好みの帳簿画面から必要に応じてデータを入力・閲覧できるようになる。

  • (1)預金通帳
  • (2)現金出納帳
  • (3)売掛回収帳
  • (4)買掛支払帳
  • (5)売上帳
  • (6)仕入帳
「帳簿オプション」で追加される預金通帳の画面。普段見慣れた任意の帳簿の形式で入力・閲覧が可能となる

「帳簿オプション」で追加される預金通帳の画面。普段見慣れた任意の帳簿の形式で入力・閲覧が可能となる

 帳簿オプションは月額課金制で、料金は420円/月。オプションの追加は同社のWebサイト経由で行なうことができ、30日間は無償で体験利用が可能となっている。

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