ソニー(株)とソニーマーケティング(株)は22日、携帯電話機など小型デバイス向けの小型IC記録メディアの新製品として、『メモリースティック マイクロ』(通称:M2)を6月21日に発売すると発表した。1GB/512MB/256MBの3タイプが用意され、いずれもメモリースティック デュオスロットに装着するためのアダプターが同梱されている。価格はオープンプライス。予想実売価格は順に、4000円前後、3000円前後、2500円前後。同時にメモリースティックスロットに装着するためのアダプターも発売される。価格は780円。
メモリースティック マイクロは2005年9月に技術発表され(関連記事)、2006年2月に欧州で先行して発表・出荷されていた小型フラッシュメモリー。サイズと重量は、幅12.5×奥行き15×高さ1.2mm/約1g。これは従来のメモリースティック デュオの約1/4の小型さだという。著作権保護機能“マジックゲート”にも対応する。
動作電圧は1.8V/3.3V(メモリースティックPRO向け)に対応し、転送速度は最大160Mbps(理論値)、最低書き込み速度は15Mbps(最適化された対応機器との組み合わせの場合)。消費電流は動作時平均で最大65mA(シリアル)もしくは最大100mA(パラレル)、スタンバイ時は最大1.0mA。