このページの本文へ

7月1日から提供

NTT、番号案内サービスで案内した番号にそのままつなぐサービスを開始

2007年05月07日 18時58分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は7日、番号案内サービス(104番)において、電話番号を案内した後、電話を切らずにそのままその番号に接続するサービス“DIAL(ダイヤル) 104”を7月1日に提供開始すると発表した。利用には従来の番号案内サービスの料金に加え、接続手数料(1回につき31.5円、端数切捨て)および接続先との通話料が別途必要。通話料は、区域内通話の場合、昼間・夜間が3分10.5円、深夜・早朝が4分10.5円。区域内通話以外の場合、一般の通話料金と同額となる。

DIAL 104と従来の番号案内サービスの比較

DIAL 104と従来の番号案内サービスの流れを比較した図

案内された電話番号に接続してもらうには、電話番号の案内を聞いた後に音声ガイダンスに従ってボタン操作を行なうか、番号案内を行なうオペレーターに口頭で依頼する。同社ではこのサービスにより、電話番号を調べた後一旦電話を切って再度ダイヤルする煩わしさを解消するとともに、ユーザーがダイヤルするときに発生するダイヤル間違いを防止できるとしている。

DIAL 104は、加入電話およびISDN回線からの利用が可能。IP電話サービス“ひかり電話”からの利用については、追って開始する予定としている。公衆電話およびピンク電話からの利用はできない。携帯電話/PHSからの利用の可否および利用料金は、各事業者によって異なるという。同サービスを利用した通話は各種通話料金割引サービスの対象外となる。なお、案内先の通話が県間通話となる場合、サービス提供者はエヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)となり、NTTコミュニケーションズの接続手数料および通話料が適用される。NTTコミュニケーションズでは接続手数料について、接続手数料はNTTと同額の1回31.5円としている。ただし、将来的にはNTTと異なる価格体系を導入する可能性もあるという。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン