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新作アニメ主題歌CDが怒濤の発売ラッシュ、欲しいタイトルを逃さずチェック

2007年04月25日 21時34分更新

文● 師 忍

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 春といえば、アニメファンにとって番組改編、新作の時期。最近では1クール作品も増え季節ごとに新作が登場することも多いけれど、それでも春には2クール作品、4クール作品と新番組が最も重なる時期なのは変わらない。そして新番組が放送されれれば、当然やってくるのが主題歌CDの発売。4月、5月は発売予定表を見るだけでもわかる新作ラッシュだ。そんなこんなで、その新作ラッシュの最初の波が今週やってきた。店頭で見つけただけでも10作品程度の新作アニメの主題歌が一斉に並びショップも大わらわ。普段では火曜日に新譜を並べているショップも、「多すぎるので閉店してから棚を一気に並べ替えます」というところまであった。今回は火曜日に並べていたアソビットゲームシティから、新作を駆け足で一気に紹介していこう。

アソビットゲームシティ

春の新番組が一斉にスタート。店頭で見つけただけでも10作品程度の新作アニメの主題歌が一挙にショップに並ぶ

●一騎当千 Dragon Destiny

 爆乳、乳揺れ、女子高生、格闘というキーワードが連なると、このタイトルが浮かぶであろう「一騎当千」。TVアニメは新シリーズ「一騎当千 Dragon Destiny」が始まり、これでもかと楽しめる30分を提供している。一騎当千の人気は、フィギュアの新作が多いことからもわかってもらえるだろう。つい先日も、“犯罪的エロボディの関羽雲長さん! S系マニアのリビドーを刺激!!”で紹介したばかりであり、そのエロティシズムの激しさはピカイチ。ある意味、男の子に嬉しい正しい深夜アニメだ。そのオープニング主題歌「HEART&SOUL」とエンディング主題歌「硝子の花」を収録したCDがメディアファクトリーより発売開始。価格は1365円となっている。CDなので動く乳は見られないが、それでもジャケットは見えそうで見えない破れた制服に包まれた乳がドンドンドン、と3つ並んでいる。

「一騎当千 Dragon Destiny」の主題歌CDは、やはりイラストが中心、乳が中心。この作品を語る上で外せない要素だ

●陸上防衛隊まおちゃん

 2002年に放映されていた「ネギま!」の赤松健氏原作の「陸上防衛隊まおちゃん」が、主題歌をリニューアルして帰ってきた。といっても作品の内容は以前のママで、主題歌だけが新しくAice5が歌う「Brand new day」に変更。その主題歌シングルが発売になった。店頭での価格は1,200円だ。初回生産分のみのデジパック仕様となっている。2002年放映時は、主人公3人組の一人を演じている堀江由衣さんが主題歌を歌っていたので、今回のAice5へ変更というのもうなずけるところ。DVD-BOXの発売も7月4日に控えており、そのためのTV再放送なのかもしれない。今回放映しているのは、前回のTX系列からUHF系列へと変更になっているのもポイントだ。

Aice5の「Brand new day」は、帰ってきた「陸上防衛隊まおちゃん」の主題歌。これは、作品よりもAice5の新曲という注目度が高い。しかし後ろにはまおちゃんのイラストがしっかり描かれていた

●瀬戸の花嫁

 ガンガンウィングにて連載中の木村 太彦氏の描くドタバタラブコメ「瀬戸の花嫁」。任侠の世界に生きる人魚がヒロインで、しかも中学生なのに婚約、同居とかなり飛ばしまくっている作品だ。このオープニングテーマを歌っているのが、SUN & LUNARという登場キャラクターのユニット。これは人魚でヒロインの“瀬戸 燦”と“江戸前 留奈”の2人であり、演じているのは「瀬戸の花嫁 嫁入りラジオ」でパーソナリティを務めている桃井はるこさんと野川さくらさんだ。CDのタイトルは主題歌でもある「Romantic summer」。店頭での販売価格は、1260円だ。何か懐かしさを感じさせるサウンドは、作品が任侠モノのテイストを持っていることもあり昭和のニオイを感じさせあっている。主題歌CDだけでなく、ドラマCDも同時に発売。こちらのタイトルは「瀬戸内番外地 恋の夕凪編」で、価格は3150円となっていた。どちらも発売はエイベックス・マーケティングで、初回特典として特製カードもついている。

「瀬戸の花嫁」は、主題歌CDだけでなく、ドラマCDも同時発売。さらに特典で「ラジオCD Ver.0」の特典もアソビットゲームシティでは配布していた

●神曲奏界ポリフォニカ

 デジタルノベルやライトノベルと色々なジャンルで展開している「神曲奏界ポリフォニカ」。原作をスクラップド・プリンセスを産んだ榊一郎氏が担当しており、アニメ本編でもシリーズ構成と脚本を担当している。またこの「神曲奏界ポリフォニカ」はシェアワールドノベルとして展開しており、榊一郎氏以外にも、大迫純一氏、高殿円氏、築地俊彦氏の3人がGA文庫から小説を出している。アニメ版の脚本を、他のシリーズの作家が担当しているのも今後の注目ポイントだ。関東圏での放映時間がAM4時15分と深夜枠なのか早朝枠なのか判別が難しい時間なのもこの作品の特徴といえるだろう。今回発売になったオープニング主題歌は、eufoniusが歌う「Apocrypha」で、価格は1200円。

「神曲奏界ポリフォニカ」は、まずオープニングのみの発売。イラストもヒロインの精霊コーティカルテが単独で主人公の貫禄を見せた。イラストはチビバージョンだが、落ち着いた大人っぽい雰囲気のイラストだ

●この青空に約束をー

 戯画が昨年発売した美少女ゲーム「この青空に約束をー」のTVアニメ版からは、KAORIさんが歌うオープニング主題歌「この青空に約束を」と村田あゆみさんが歌うエンディングテーマ「青空のファンタジア」が発売。共に店頭での販売価格は1260円で発売はメディアファクトリーだ。先着特典としてポストカードプレゼントも行っていた。今回同時期に発売となった他の作品を見てみると、オープニングとエンディングが同時に発売というは意外に少ない。オープニング、エンディングどちらかが先かは別として、片方しか発売していないところがほとんどだ。その意味で、一気にそろえられるというのは嬉しいところ。6月からはキャラクターソングCDの発売も決定している。

「この青空に約束をー」という番組タイトルがそのままオープニングの曲名となっている。特典のポストカードもジャケット同様のイラストと写真となっていた

エンディングの「青空のファンタジア」もイラストと村田あゆみさんの写真。しかし、なぜオープニングもエンディングも凛奈のイラストなのかは、最初のヒロインだった幸運なのだろうか

(次ページへ続く)

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