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故・黒澤 明監督の長男、黒澤久雄氏を社外取締役に

デザインエクスチェンジ、故黒澤 明監督の再映画化に関する権利取得で合意

2007年04月25日 23時34分更新

文● 編集部

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デザインエクスチェンジ(株)は25日、故・黒澤 明監督が単独・共同で書いた映画に関するリメイク(再映画化のほかを含む)、および3年後に控えた故・黒澤 明監督生誕100年の記念イベント“AK 100 Project”に関わる窓口権を、(株)黒澤プロダクションから取得することで合意したと発表した。この対価としてデザインエクスチェンジは4億円を支払う。

窓口権を取得をすることによりデザインエクスチェンジは今後、故・黒澤 明監督が単独・共同で書いた映画や、AK 100 Projectに関して一定の収益を得る権利と共に、これに関わる権利を全般的にデザインエクスチェンジが取り仕切ることになる。

この合意の背景として、デザインエクスチェンジは今年3月29日開催の定時株主総会で、故・黒澤 明監督の長男であり、黒澤プロダクション代表取締役の黒澤久雄氏を社外取締役に迎え入れたこと、その後両社で共同事業を検討してきた結果、この合意に至ったこと、などがあるとしている。

黒澤久雄氏の社外取締役就任やこの合意についてデザインエクスチェンジは、「これまでの写真やイラストなどのロイヤリティーフリーのビジネスから、今後は映画や美術などのロイヤリティービジネスも取り組み始める」と意気込みを語り、本格的に第一歩を踏み出したことになる。

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