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位置情報通知サービスのデモや子ども向け端末の展示も

TCAと東京都、携帯電話向けフィルタリングサービスのPRイベントを実施

2007年03月30日 22時26分更新

文● 編集部 若林健太・永水和久

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フィルタリングサービスには、有害と見なしたURLリストにより該当サイトの閲覧を制限するブラックリストフィルタリングと、閲覧可能なURLのみを表示するホワイトリストフィルタリングの2種類がある。各社の具体的な方式は以下の通り。

NTTドコモ

サービス名称 “キッズiモード”(4月6日から“キッズ iモードフィルタ”に名称を変更)
フィルタリング形式 ホワイトリスト
基準 iモードメニューサイトのみが閲覧可能
サービス名称 “キッズiモードプラス”(4月6日から“iモードフィルタ”に名称を変更)
フィルタリング形式 ブラックリスト
基準 ネットスター(株)のデータベースを利用する

お詫びと訂正:掲載当初、“キッズiモード”と“キッズiモードプラス”のフィルタリング形式/基準を入れ違えて記載しておりました。該当部分を修正するとともにお詫び申し上げます。(2007年4月2日)

au

サービス名称 “EZweb安心アクセスサービス”
フィルタリング形式 ホワイトリスト
基準 KDDI審査済みサイトのみが閲覧可能
サービス名称 “EZweb利用制限”
フィルタリング形式 ホワイトリスト
基準 料金照会やauホームページなどau公式サイトのみの閲覧が可能

ソフトバンクモバイル

サービス名称 “ウェブ利用制限”
フィルタリング形式 ブラックリスト
基準 ネットスターのデータベースを利用する

ブラックリストでは新たに開設されたサイトなどに対してフィルタリングの対応が遅れる(閲覧できてしまう)可能性があるが、ホワイトリストでは完全にフィルタリングを管理できる半面、新しく立ち上がった子ども向けサイト/サービスにすぐには対応できない場合がある、という違いがある。

いずれも、料金は無料で、申し込みに年齢制限はないが、解約は本人が20才以上であること、もしくは親権者の同意(一部親権者の証明も)が必要となっている。

NTTドコモに関しては、上記フィルタリングサービスと組み合わせて利用できる、22時から翌6時までは一切のiモードによるアクセスを不可能にする“時間制限”も用意している。また、ソフトバンクモバイルに関しては、ヤフー(株)が運営するホワイトリストフィルタリングが適用された子ども向けポータルサイト“Yahoo!きっず”のケータイ版が用意されており、こちらも無料で利用できる。

ホワイトリストフィルタリングのみを導入しているauに、ブラックリストフィルタリングの導入を聞いたところ、「検討中である」と答えた。

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