2004年に放映されたTVアニメ「爆裂天使」。TVシリーズは同年中に24話全ての放映が終了したが、ヒロインのメグをはじめ主人公は美少女揃いだったこともありフィギュアなどでは、まだまだ人気のある作品だ。その爆裂天使が、ついにOVAとなり新作を送り出してきた。メディアファクトリーから発売となったもので、タイトルは「爆裂天使-INFINITY-」。DVD-BOX形式となっておりDVD2枚組で、店頭での販売価格は9000円程度で販売していた。
「爆裂天使」は、主人公であるジョウとヒロインのメグを中心とした4人の少女が、様々なトラブルを引き起こしながら解決していくアクションストーリー。ジョウは、圧倒的な運動能力と射撃の腕を持っており、二丁拳銃で敵を倒していく。敵によっては人型ロボットの“ジャンゴ”を使っての戦闘もあり、派手な戦闘シーンも魅力の1つだ。もちろん登場する少女は性格に癖があるものの美少女ばかりなので、こちらも人気のポイントだ。
今回の「爆裂天使-INFINITY-」では、TVシリーズよりも昔のストーリーとなる。TVシリーズ14話「ワイルド・キッズ」で放映されたジョウとメグが出会ったニューヨークの事件。その事件終了後から、他のメンバーに出会うまでに起きた新たなる事件を描いた「エピソード ゼロ」になる。そこで14話の時点では長かったジョウの髪がTVシリーズではなぜショートカットになってしまったのか、そしてなぜニューヨークからTOKYOに渡ることになったのか、といった謎がわかる内容だ。
さらに特典として、本編ディスクにはTVシリーズの予告編集とOVA予告編集を収録。さらにスペシャル特典ディスクには、2005年AXスペシャル「光と闇のジョウ」や、TVシリーズのダイジェスト版である「爆裂天使 全24話 戦いの記録」、「爆裂天使」キャラクターデザイン原案を担当した白亜右月氏初監督作品となるメグのその後を描いた新作ショートアニメ「赤ク爆ス天ノ月」を収録。さらに60ページの特製ブックレットを同梱しBOXイラストも白亜右月さん描き下ろしとなっている。