ツボさえ押さえれば、PSPの設定は難しくはない
無線LANの設定は、HOME画面の“ネットワーク”→“ネットワーク設定”で行なう。ウィザードにしたがって設定項目を決めていくだけなので、難しくない。
まず公衆無線LANを利用するため“インフラストラクチャーモード”を選び、○ボタンで決定。“新しい接続の作成”を選択する。接続名が点滅しているので、○ボタンを押し、好きな名前を入力する。ここでは“BBモバイルポイント”とした。名前は、最大で全角15文字まで入力できる。
次に、Wireless Gateのサイトなどであらかじめ調べておいた“ESS-ID”(PSPの表記では“SSID”)を入力する。BBモバイルポイントの場合は半角小文字で「mobilepoint」だ。無線LANの通信を暗号化するWEPキーの設定画面では、まず“WEP”を選択し、その上で調べておいたWEPの設定を入力する。ESS-IDとWEPの設定は間違うと接続できなくなるので、慎重に入力すること。
アドレス設定の画面が現われたら“カスタム”を選択する。このとき、
- “IPアドレス設定”は“自動取得”
- “DNS設定”は“自動取得”
- “プロキシサーバー”は“使用しない”
- “インターネットブラウザー”は“起動する”
それでは、外出先で無線LANにつないでみよう
設定が済んだら、対応無線LANスポットで接続してみよう。スポットに到着したら、PSPの電源スイッチを入れる。このとき本体の左下にある、無線 LANスイッチがオンになっているのを確認しよう。PSPの“HOME”画面で“ネットワーク”→“インターネットブラウザ”を選び、○ボタンを押すと、インターネットブラウザーが起動する。
このとき、自動的かつ強制的にそれぞれの公衆無線LANサービスに応じたログイン画面が表示されるので、Wireless GateのユーザーIDとパスワードを入力する。このとき、注意したいのはユーザーIDが「xxxxx」だとすると、実際には「xxxxx@wig」と入力する必要がある点だ。パスワードは特に何も付加する必要はなく、発行されたものをそのまま入力すればよい。なお、大文字・小文字は区別されるので、PSPの入力モードに気を付けよう。それぞれの公衆無線LANサービスのトップページが表示されたら、正しくインターネットに接続できた証拠だ。
PSPは、ウェブブラウジング以外ににも、Podcastの視聴、PSP用の動画配信サービス“PortableTV”)で動画を視聴するなど、さまざまな楽しみ方ができる。受信したテレビ番組をネット配信する、ソニーの「ロケーションフリーテレビ」を持っていれば、出先から自宅のテレビを見ることも可能だ。
いかがです? アクセスポイントの豊富なWireless GateでPSPのような無線LAN対応モバイル機器を使うと、街全体がひとつの巨大な無線LANスポットになったようで、かなりワクワクしますよ!