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エプソンダイレクト、Vista対応の低価格ミニタワーとA4/B5モバイルノートを発表

2007年01月30日 11時09分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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エプソンダイレクト(株)は30日、最小構成価格6万3000円(Celeron D&Windows Vista搭載時)からの低価格ミニタワー型デスクトップパソコン『Endeavor MT7800』、B.T.O.メニューでWindows Vista Ultimateも選択可能なハイスペックA4モバイルノート『Endeavor NA702』、重量約1.2kgの軽量モバイルノート『Endeavor NA102』の3機種を本日受注開始したと発表した。

『Endeavor MT7800』

ハイコストパフォーマンスなミニタワーモデル『Endeavor MT7800』



Core 2 Duo搭載で9万円以下を実現する
高コストパフォーマンスのミニタワー

MT7800は、白を基調にしたミニタワー筐体にCore 2 Duo(E4300~E6700)/Pentium D(945)/Pentium 4(631/651)/Celeron D(347)を選択可能な、高可用性と高コストパフォーマンスを持つ同社の主力デスクトップパソコン(MT7700は当面併売)。Core 2 Duo搭載でWindows Vista Home Basicプレインストール時の最小構成価格は8万9250円となる。

チップセットにIntel 945G+ICH7を採用したため、幅広いCPUバリエーションが選べるようになっているという。HDDは40GB~400GB、ネットワークはIntel製1000BASE-T対応Gigabit Ethernetで、TPM v1.2準拠のセキュリティーチップも標準装備する。

拡張スロットはPCI Express x16×1とPCI×3を備え、PCI Express x1スロットは持たない。PCIスロットは下側2つがフルサイズカードまで装着可能。これはPCI Expressカードがまだ普及途上であること、企業資産としてPCIカードが多く存在することなどが理由だとしている。このほか、オプションでRAID 1(FastTrak TX2300、同一容量のHDD2台が必要)の構成を選択できる。

本体サイズと重量は、幅179×奥行き406×高さ368mm/約10.4kg。消費電力は最大462W/スタンバイ時4.4W/電源オフ時3.3W。プレインストールOSには、Windows Vista Home Basic/Business、Windows XP Home Edition SP2/Professional SP2を選択可能。



GeForce Go 7300を搭載し、Vista Ultimateにも対応

『Endeavor NA702』

大手メーカー製では数少ない、Windows Vista Ultimateをプレインストールで選べるA4モバイルノート『Endeavor NA702』

NA702は、チップセット内蔵グラフィックスではなく外付けグラフィックスチップ(メモリー128MB)を搭載することで、要求スペックの高いWindows Vista Ultimateにも対応するA4モバイルノート。CPUはCore 2 Duo(T5500E、T7200~T7600)、Celeron M(410)を選択可能。液晶ディスプレーは14.1インチで表示解像度はXGA/SXGA+(1400×1050ドット)を選べる。価格はCore 2 Duo T5500E&XGAディスプレー搭載でVista Home Basic搭載時が14万1750円、SXGA+ディスプレーに変更した場合は14万7000円。

このほか、メモリーはDDR2 533(PC2-4200)をオンボードで512MBを搭載し、最大1.5GBまで増設可能。HDDは2.5インチ(毎分5400回転)のUltraATA/100接続で40GB~100GBを内蔵できる。ネットワーク機能には1000BASE-T対応Gigabit Ethernet、Bluetooth Ver.2.0+EDR(標準装備)、IEEE 802.11a/b/g準拠無線LAN(B.T.O.オプション)を搭載する。

セキュリティー機能として、TPM v1.2準拠のセキュリティーチップ(Windows Vista Ultimateがサポートする暗号化機能“BitLocker(ビットロッカー)”対応)と指紋認証モジュールを標準装備している。

バッテリー駆動時間は約4.1時間。本体サイズと重量は、幅315×奥行き260×高さ38.6(最薄部23.4)mm/約2.0kg(ウェイトセーバー使用時)もしくは約2.1kg(光ドライブ内蔵時)。



放熱設計を進化させ、常時パフォーマンスが
発揮できるCore Duoモバイルノートに進化

『Endeavor NA102』

Core Duoのパフォーマンスを引き出す熱設計を採用したというB5モバイルノート『Endeavo NA102』

『Endeavor NA102 White Edition』

『Endeavor NA102 White Edition』は女性ユーザーをターゲットにしたモデルで、CPUはCeleron Mを採用する

NA102は、NA101(当面併売)のユーザーの声に応えてパフォーマンスと操作性の両面を進化・向上させたB5モバイルノート。

パフォーマンス面では、CPUにCore Duo U2500、もしくはCore Solo U1400/Celeron M 423を搭載可能で、Core DuoのTDP(熱設計電力)11Wに合わせた放熱設計を採用した。具体的には放熱効率の高い筐体設計を採用し、マザーボードの下に熱拡散シートを追加、さらにBIOSでCore Solo/Celeron Mとは異なるファンコントロールを実施している。これにより使っていてキーボードが熱くなったり、熱対策のために動作クロックを下げる“スロットリング”に入りにくくするなど、Core Duoのパフォーマンスを引き出す熱設計が施されている。

操作性については、NA101が若干軽い“ふわふわ”したキータッチと評されたことから、しっかりと入力感のあるキートップを採用し、新たにスクロール機能付きのタッチパッドに変更した。

このほかの特徴はNA101から継承しており、パールホワイト&シルバーの“White Edition”を用意するのも同様だ。なお、White EditionはCPUがCeleron Mに限定される。

このほかのスペックは、メモリー(PC2-4200対応)をオンボードに512MB、最大1.5GB搭載。HDDは40GB~100GB内蔵可能。ネットワーク機能は100BASE-TX対応Ethernetを標準搭載し、Bluetooth Ver.2.0+EDRと無線LAN(IEEE 802.11a/b/g準拠)はB.T.O.オプションで選択可能。

バッテリーは5200mAhの標準バッテリーと13000mAhの長時間バッテリーが用意され、駆動時間はそれぞれ約5.6時間と約12.6時間となる。本体サイズと重量は、幅281×奥行き237(長時間バッテリー搭載時は275)×高さ35(最薄部32)mm/約1.1~1.2kg(標準バッテリー搭載時)もしくは約1.5~1.6kg(長時間バッテリー搭載時)。価格はCore Duo U2500搭載でVista Home Basic搭載時が14万7630円。

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