VIA製Mini-ITX対応マザーボードを搭載した改造「スーパーファミコン」や改造「ツインファソコン」の展示を行ってきたT-ZONE.PC DIY SHOPで、今度は最新の「プレイステーション3」を使ったユニークなデモを開始した。
T-ZONE.PC DIY SHOPは前述の通り、妙な改造機の展示でお馴染み。とはいえ製品化されているものではなく、あくまで参考としての展示だったわけだが、今回の「プレイステーション3」によるRAIDデモはかなり現実的だ。
デモには同店でも販売中のRAIDON TECHNOLOGY製のRAID対応外付けHDDケース「SR3600-2S-S1」を使用。Serial ATA対応の3.5インチHDDを2台まで搭載でき、RAID 0/1が構築可能となる製品である。これと「プレイステーション3」を接続するわけだが、その際必要となるSerial ATAケーブルは、近日、あのセンチュリーから“裸族”シリーズとして発売予定(価格未定)となっているというわけ。なので「プレイステーション3」に大容量HDDを搭載したいユーザーにとっては十分実現可能な注目のデモと言える。
ちなみにデモ機ではSeagate製のSerial ATA II対応HDD「ST3750640AS」(750GB/16MB)を2台使用し、ミラーリング動作をさせるというもの。T-ZONE.PC DIY SHOPによると「ストライピングは失敗しました」ということだが、2.5インチHDDよりも簡単に大容量化が可能な1例として参考にしてみるのも良いだろう。なお当たり前だが、これらの改造による保証はメーカー、販売店ともにないので注意が必要だ。