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こだわり部隊の本音「ジサトラ 完全版」第72回

HDDで毎秒1GB転送! Thunderbolt 3を使ったら恐ろしく速かった

2018年04月02日 18時00分更新

文● ジサトラカクッチ/今週の研究員

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ピッカーンと青く光っているのがThunderbolt 3インターフェースを増設するASRockマザー用拡張ボード「Thunderbolt 3 AIC」(実売8000円強)

つなぐものに困るけど最大40Gbpsの片りんを見たい

 どうも~ジサトラカクッチです。1171号の週アス電子版ジサトララボで、ASRockのThunderbolt 3増設ボードをサクっと入れてみたわけですが、今回は詳細をお話していこうかと思います。

 そもそもThunderbolt 3増設ボード自体は、Z270以降のモダンなマザーボードの中には対応品が多く、ASUSもGIGABYTEも拡張ボードを用意しています。ASRock「Thunderbolt 3 AIC」もその類のボードで、マザーボード側に「TBT Header」(TBT1)コネクターがあるものは増設が可能とみてよいでしょう。IntelのJHL6540 Thunderbolt 3コントローラーを搭載したPCIe x4接続のボードで、USB 3.1 Type-Cと同型の「向きどっちでも挿さる」形状のThunderbolt 3端子2基と、主にそこのデイジーチェーンにディスプレーを混ぜたとき用のディスプレー入力端子がついています。

ボードはPCIe x16形状の適当なところに挿し、マザーとこのボードをケーブルで接続するシンプルなもの

 もともと増設先のマザーボードであるASRock「X299 Fatal1ty Gaming K6」には、背面のI/Oスロットに似た端子が1基ついてますが、こちらはUSB 3.1 Gen2(SuperSpeed+)にのみ対応していて最大転送速度は10Gbps。コネクター形状は一緒でもThunderbolt 3には非対応。Thunderbolt 3は40Gbpsという転送速度が自慢で、GBにすると毎秒5GBの転送が可能というお化けインターフェース。使い切るには、例えば高速なサムスンのNVMeのSSDでも2基以上でストライピングでもしないと使い切れない帯域です。内蔵ドライブで標準のSATA3が最大6Gbpsですから。推して知られるというわけです。

つなぐものがないっ!というわけで急きょお借りしたのが我らがウエスタンデジタルのG-Technology(HGST)ブランド「G-SPEED SHUTTLE with Thunderbolt 3」の24TBモデル。最大毎秒1GB転送を誇る4ドライブ型RAIDユニットです。オープンプライスですが30万円級の製品だと思われます

 そう! つなぐものがあまりないのです。あまりないというのは個人用で気軽に増設できるものが少ないというだけで、さすが先端メーカー&業務用には続々と対応製品が出てきています。個人宅というよりはクリエイティブスタジオ向けの高級外付けドライブを使ってThunderbolt 3の高速性を確認してみましょう。

ジサトラ完全版:今週の研究員

ジサトラ カクッチ
イッペイが自動車免許を取りなおすハメになってるのをニヤニヤ見ているジサトラのボス兼副編集長。4月にTERRAMASTERからTB3用のいい外付けHDDケースが出るみたいなんで気になってます。

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