倶楽部のAV特集 第23回
USB DACにもなる! 新ウォークマンの魅力を徹底解説
ウォークマンブーム再燃か 2万3000円でハイレゾ対応新機種がコスパ◎すぎ (1/3)
2017年10月06日 19時00分更新
10月7日に発売されるウォークマンの新モデル、中でも「NW-A40」シリーズは、ハイレゾ対応ながらもお手頃の価格と先代から引き継いだ高音質で注目度No.1のモデル。今回はそんな注目の新モデルを詳しく紹介していく。
ラインナップは大きく分けるとイヤフォン付属モデルと付属しないモデルに分かれる。イヤフォンの付属しないモデルは、内蔵メモリー64GBの「NW-A47」(実売価格 4万円前後)と内蔵メモリー16GBの「NW-A45」(実売価格 2万3000円前後)の2モデル。
そして、イヤフォン付属モデルは、内蔵メモリー32GBの「NW-A46HN」(実売価格 3万6500円前後)と、 内蔵メモリー16GBの「NW-A45HN」(同3万1000円前後)となる。
カラーは全部で5色用意され、どれも落ち着いた色合いのカラーとなっている。イヤフォン付属モデルでは、イヤフォン部からケーブルなどすべて同色で統一されたものが同梱されている。
ハイレゾ対応で2万円台前半の
ウォークマンAシリーズ
ウォークマンのAシリーズは、ハイレゾ対応ウォークマンのエントリークラス的位置づけのモデルで、比較的安い価格(だいたい2万円台前半)ながらも本格的な高音質設計を採り入れ、音の良さで人気のモデルとなる。
初代の「A10」や次の「A20」シリーズは物理ボタンを採用していたが、前機種の「A30」シリーズからタッチパネルを採用。操作性をさらに高めたうえ、音質も磨き上げられ、大きな人気となっている。
デジタルノイズキャンセリング機能やFMラジオ(ワイドFM対応)の内蔵などもAシリーズの特徴。これらの利用には(ノイキャンは専用の)イヤフォンが必要で、そのためにイヤフォン付属モデルが必ず用意されている(ラジオはイヤフォンがアンテナの役割をするが、必ずしも専用のものでなくても利用可能)。
A40シリーズは、カラバリこそ変わったが基本的なデザインはA30を踏襲。機能的にも新機能である「USB DAC機能」の追加以外はA30シリーズとほぼ同様だ。
対応するハイレゾ音源としては、WAVやFLACなどのリニアPCMが最大384kHz/32bit、DSDが最大11.2MHz(リニアPCM変換)となる。これに加えて、新しいフォーマットである「APE」や「MQA」にも対応している。
以降のページでは、高音質化の技術的解説と、実際の音のインプレッション、ライバルとなりそうな機種の紹介などを行なっていく。
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