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「ライブ配信メディア完全解剖 〜過去と今、そして未来へ〜」第12回

なぜ早くこれを出さなかった!配信専用「ニコニコ生放送アプリ」登場

2016年10月27日 17時00分更新

文● ノダタケオ(Twitter:@noda

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http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni064175.html より

 10月19日、ニコニコ生放送をスマートフォンから配信できる公式アプリ「【配信専用】ニコニコ生放送」がリリースされました。

 これまでも「niconico」アプリを用いることによって、スマートフォンからの配信をすることはできましたが、この「【配信専用】ニコニコ生放送」アプリは配信画質が向上しています。

 これまで、ツイキャスをはじめとしたライブ配信メディアのトレンドは視聴も配信も「スマートフォン」。一台で手軽にライブ配信ができたり、視聴をすることができるサービスが数多く登場しました。

 しかし、ニコニコ生放送は長い間スマートフォンアプリの大きな改善(アップデート)がなく、基本的にはパソコンからの配信が主体でした。よって、ニコニコ生放送でスマホから配信するヒトの割合は非常に少なく、ライブ配信メディアの流れからスマートフォン対応にニコニコ生放送は大きく乗り遅れていたのが実情です。

「【配信専用】ニコニコ生放送」アプリ起動直後の画面。Twitterへの番組開始ツイート連携であったり、コミュニティー限定放送、タイムリフトの利用ON/OFFも指定できる

 このアプリ、とてもシンプル。

 これまでの「niconico」アプリと比べ「【配信専用】ニコニコ生放送」アプリはとても良くできていると思います。なによりとても「手軽」です。「スマートフォンからニコ生配信してみようかなー」と私自身思ってしまうぐらい。

 だからこそ「このアプリ、もっと早く出していたら……(なぜ早くこれを出さなかった!)」というのが、アプリを使ってみて最初に思った率直な感想。この一言に尽きます。

アプリの主な機能(仕様)

 実際に配信をしてみて「【配信専用】ニコニコ生放送」アプリの機能(仕様)をまとめてみました。
※iOS版のアプリを使って検証をしているため、Android版ではiOS版と一部動作が異なることがあります。

配信中のアプリ上の画面。ものすごくシンプル

・画角は「4:3」から「16:9」(横長画面)へ
・インカメラ/アウトカメラの切り替えが可能
・「映像+音声」「音声のみ」が選択でき配信中に切り替え可能(「音声のみ」の配信のときは音質のクオリティーが下がる印象)
・配信中に「音声ミュート」ができる
・スマートフォン縦置きだけでなく、横置きでの配信も可能(アプリ上の画面レイアウトが変わります)

先程の配信画面から右下の歯車マークを押すと表示される「配信設定」

・配信画質は「低」「やや低」「標準」「やや高」「高」の5段階
・マイク感度は「設定画面」からスライドで調整
・その他「NGコメント設定(フィルタリング)」「非表示ユーザー」「非表示コメント」
・配信中に「配信設定」へ移っても、配信中の映像と音声は止まることなく維持

 その他「運営コマンド(/permなど)は打てない」「延長できない」といった点もありそうです。

気がついたこと

 これらの機能(仕様)のほかにちょっと気がついたところや感じたところをいくつか挙げてみます。

「番組作成」ボタンのあとに「配信開始」ボタンも忘れずに!(でないと、このように真っ暗な画面のままです)

1.「配信開始」ボタン忘れずに!

 アプリで「番組作成」ボタンを押すと、即座に「開場+開演」の状態となり、番組開始の「通知」が飛んでしまいます。「このアプリはどのようなものかな?」とアプリを試したいときは注意が必要です。

 そして、「番組作成」ボタンを押すことによって開演となり、番組終了までの残り時間のカウントダウンも始まりますが、「番組作成」ボタンを押したあとに「配信開始」ボタンも押すことを忘れないようにします(「配信開始」ボタンを押すまで、視聴者側は真っ暗な画面のままです)。

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