どうも。自称ポケモンマスター・ちゅーやんです。
世界中でブレイクしているiOS/Android向けアプリ「ポケモンGO」。もちろん編集部でも流行しているわけで。私も“ゲーム担当”としてプレーしないはずもなく絶賛プレー中です。
ただ、ポケモンGOは外に出ないとまともにプレーできないんです。しかし、超絶インドア派な私。これが意味することとは?
ということで、山手線を“徒歩”で一周してきました。なぜ炎天下の中、ポケモンGOをプレーするために山手線一周をしたのかはよく覚えていません。たぶん若気の至りです。若さゆえの過ち。
ポケモンGOプレーヤーにオススメのモバイルバッテリーはコレだ!
真っ先に必要だと思ったモノが「モバイルバッテリー」。一日中外にいるので、途中でスマホの充電が切れてしまったら即アウト。なので、モバイルバッテリーをいくつか調達しました。
山手線は全29駅あり、線路伝いであれば一周34.5km。過去に「週刊アスキー1000号記念で山手線徒歩一周を行なった」記事では、一周に費やした時間は約16時間。
また、事前にポケモンGOを4時間プレーし続けると、内蔵バッテリーが約80%消費することも確認済み。使用端末はiPhone 6s Plus。起動しているアプリはポケモンGOのほか、「Slack」「LINE」「iTunes」のみです。iPhone 6s Plusの内蔵バッテリー容量は2750mAhなので、単純計算で4時間で約2200mAh消費したことになります。
これを元に、山手線一周に16時間かかるとしたら、消費するバッテリー容量は約8800mAh。多めに見積もって10000mAhあれば余裕だろうと判断しました。ただ、私は慎重な男。検証段階では上記3種類のアプリのみを起動していましたが、山手線一周ともなると道を調べるために「Google Map」の起動も必要になります。さらに、炎天下という条件からスマホへの負担もろもろを考え、さらに上乗せでバッテリーをもっていくことに。
結局用意したのはAnker「PowerCore 10000」(内蔵量:10000mAh/出力電圧:2.4A)、Xoopar「Squid mini」(内蔵量:5200mAh/出力電圧:2.1A)のふたつ。Ankerのモバイルバッテリーはいわゆるフツーのモバイルバッテリーですが、Xoopar「Squid mini」は本体裏面が吸盤になっていて、スマホに直接貼り付けられるところに惚れ込んで採用しました。赤色で吸盤……オクタンかな?
モバイルバッテリーさえ準備すれば勝ったも同然。あとは私の体力勝負。決行は7月30日(土)。前日は早めに帰宅し、21時には「ねむる」を使いました。いや、普通に寝ただけです。
目次
旅にトラブルはつきものです
行けると思うならどこまでも
悠々自適なポケモンパラダイス
曲がれない道もあるってことです
計画は計画にすぎない
タマゴ孵化のプロになる
秋葉原~神田:
朝一から泣きそうになる20代男性
7月30日(土)朝6時。私は秋葉原駅に舞い降りました。実は朝5時からスタートしようと思ったんですが、寝坊しました。
気を取り直してここからスタート。始まりの土地であり終わりの土地。あれですね、気分はジョウト地方「ワカバタウン」的な感じです。主人公の住む街であり、物語終盤ではカントー地方に行くことのできる街。あんまり例えがうまくないですが、気分はポケモンの世界に入り込んでいます。
しかし、開始直後に事件発生。ポケモンGOを起動すると「ログインできませんでした」の表示が……。タスクキルしてもダメ。挙句の果てには「サーバーからプレイヤー情報を取得できませんでした」という文字まで表示されました。朝6時、秋葉原で泣きそうになりました。「いきなり企画倒れかよ!」と。後々調べてみると当日の秋葉原一帯は“なぜか”GPS不良が起きていたらしく、夜になっても秋葉原付近ではまともにポケモンGOがプレーできませんでした。
立ち止まっていても仕方ないので、神田方面に向かって歩き始めることに。今回の山手線一周は秋葉原からスタートし、外回り(東京・新宿方面)で行くプラン。
夏場なので、朝でも気温は高め。ちょっと歩くと汗ばみます。熱中症になるのはいちばんヤバいので、常にペットボトルを持ち歩き、こまめな水分補給を心がけました。気を抜くと「きゅうしょにあたった!」になりかねませんからね……。
途中でコンビニに寄りつつ朝ごはんを調達し、神田駅に到着。所要時間はだいたい15分程度。歩きスマホは危険なので、スマホにイヤホンを接続し、効果音が鳴ったら立ち止まってスマホを確認するという方法で山手線一周に挑戦しています。ただ、さすがにご飯は歩きながら食べちゃいました。
そうこう歩いているうちに神田周辺で持っていたタマゴが孵化。少しでもレアなポケモンを孵化して景気付けたいと思った結果……。