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日本初の月面着陸、トミカで再現「SORA-Q&SLIM」2025年発売へ

2024年04月24日 07時00分更新

文● @sumire_kon

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製品のイメージ画像

 玩具大手タカラトミーは4月23日、大人向けミニカーブランド「トミカプレミアム」から、JAXAの月面探査機をモチーフにした「SORA-Q&SLIM」を発売すると発表した。

 事前申込による受注生産で、価格は1セット2750円。4月23日から5月31日まで、トミカ専門店「トミカショップ」および、同社公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」で予約を受け付ける。

 発売はSORA-QとSLIMの月面着陸1周年となる2025年1月20日の予定だ。

 SORA-Qは同社とJAXA、ソニーグループ、同志社大学が共同開発した月面探査用小型ロボット。タカラトミーが玩具製造で培った技術を活かし、機体の小型、軽量化だけでなく、着陸後の変形機能を搭載している点が特徴だ。

 同ロボットは2023年9月、JAXAの小型月着陸実証機SLIMととも月へ出発し、2024年1月に日本初となる月面着陸と月面の撮影に成功。世界最小・最軽量の月面探査ロボットとなった。

 今回発表されたトミカプレミアムの「SORA-Q&SLIM」は、両機をそれぞれ1/2.5スケールと1/40スケールで忠実に再現。SORA-Qの変形機構は非搭載(変形済み状態で固定)だが、両輪、カメラ、尻尾型スタビライザーの3ヵ所が可動し、手で押して特徴的な「バタフライ走行」を楽しめる。

SORA-Qの製品イメージ

SORA-Qの製品イメージ

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SLIMの製品イメージ

SORA-Qを手のひらに載せた様子

 月面を模した台座も付属しており、手軽に月面着陸の雰囲気を再現可能だ。

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