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アドビ、AIでPDFを要約できる「Acrobat AI Assistant」

2024年04月17日 12時00分更新

文● 田口和裕

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 アドビは4月16日(現地時間)、PDFなどのドキュメント内容を要約したり、自然言語による質問に答えたりできる対話型のAI機能「Acrobat AI Assistant」の全機能を一般ユーザー向けに提供開始した。

PDFだけではなくWordやPowerPointなどにも対応

 AI Assistantは、同社のAcrobatおよびAcrobat Readerのデスクトップ版、ウェブアプリに統合した形で提供され、チャットボットのようなUIを用いて、PDFはもちろん、WordやPowerPointなどの文書形式のファイルから必要な情報を素早く簡単に取得できる。

 さらに、内容に基づいたお勧めの質問を表示したり、コンテンツの重要なポイントを短くまとめた文章を生成し、電子メール、プレゼンテーション、ブログ、レポートなどで利用することも可能になっている。

 「ChatGPT」などLLMを使ったチャットボットは、間違った情報を出力する幻覚(ハルシネーション)と呼ばれる現象が問題になっているが、AI Assistantの回答は、その情報源となるファイルを簡単に確認できるのでファクトチェックも容易だ。

 利用には月額4.99ドル(およそ772円)からの追加サブスクリプション契約が必要。これは6月5日までの早期アクセス価格。現時点では英語のみ利用可能だが、順次他の言語にも対応していく予定だ。

 また、モバイル版のβ版も音声コマンド対応で提供が開始された。期間限定で無料利用が可能だ。

 AI Assistantはアドビの他のAI機能と同様、アドビのAI倫理プロセスに準拠して開発されており、あらゆるユーザーが安心してAI機能を利用できるよう、ガードレールを設けている。また、サードパーティのLLMがアドビの顧客データを用いてトレーニングをすることは禁止されている。

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