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「サーバー代に月7000万円かかると何が起きるのか」パルワールドのエンジニア、東大で講義

2024年04月11日 14時00分更新

文● @sumire_kon

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東京大学とポケットペアのロゴ

 ゲーム「パルワールド」のエンジニアを務めるポケットペアの中條博斗氏は4月10日、自身のXアカウントで、東京大学工学部の講義に講師として登壇することを明らかにした。同講義にはポケットペア代表の溝部拓郎氏も登壇するとしている。

 中條氏によると講義はパルワールドに関するもので、内容は以下の3点。

・サーバー代に月7000万円かかると何が起きるのか
・ワンオペで運用する会社はヤバいが結構よくある
・同時接続数100万人をワンオペ運用してたときの記憶がない件について

 月7000万円のサーバーレンタル費や、ユーザーが急増するなかでサーバー運用を中條氏が1人(ワンオペ)でこなしていた件は、いずれも2024年1月のパルワールド発売時に話題となった出来事。同氏は明言していないが、講義では当時の内情も語られるものとみられる。

 溝部氏と中條氏が登壇するのは、東京大学工学部機械情報工学科の「技術とコンテンツ」という講義。こちらは毎回、映像、メディア、デザイン、建築設計など、技術とコンテンツの両方に関わりのある分野で活躍する人物を講師として迎え、話を聞くというもので、両氏は7月3日の第12回に登壇する予定だ。

 ポケットペアは2015年設立のゲーム開発企業。同社の代表作の1つ、オープンワールドサバイバルクラフトゲームの「パルワールド」は、発売から3日で販売本数400万本を達成する人気作品となっている。

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