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レノボがバンコクで2画面ノートPCなど24年モデルを一気に発表! クリエイター向けYOGAにゲーミングノートLEGIONも新型登場!

2024年03月28日 09時00分更新

文● みやのプロ(@E_Minazou) 編集● ASCII

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 Lenovoはタイ・バンコクにてアジアパシフィック12カ国から100人以上のプレス関係者を集めて「Lenovo Innovation ‘24」を開催。クリエイター向けの「Yoga」、ゲーミングノート「Legion」、入門向けゲーミング「LOQ」の2024年モデルを発表した。

 発表はアジアパシフィック全体に向けたもので、日本での発売はこの中から順次行われる。

Lenovo Innovate '24は外気温36度のタイ・バンコクで開幕した。

Lenovoのアジアパシフィック、コンシューマー向け製品の責任者、Leon Yu氏のスピーチでスタート。

マイクロソフトのBelinda Widgery氏はWindowsのAI戦略、インテルのGeorge Chacko氏はCore UltraのAI性能を解説した。

Core UltraでAI搭載
Yogaシリーズ

Yogaシリーズの新製品ラインアップ

ディスプレーは、キャリブレーションされた「PureSight Pro」を搭載。

サウンドも強化され、コンテンツの体験も向上。

Gen8に比べて、今回のGen9ではキーボードが向上し、ストロークがより深くなっている。

Core Ultraのパワーを十分に発揮できるように、冷却システムも向上。

レノボ独自のAIチップも搭載しており、省エネ効果をより向上させている。

2024年後半には、独自のクリエイティブAIアプリ「Lenovo Creator Zone」を搭載する。

「Lenovo Creator Zone」のデモでは、エッジAIで高速に画像生成が行われていた。
(記述は「cat in bangkok」です。。)

Lenovo Yoga Book 9i (13、Gen 9)
 

Yoga Book 9iは2画面で画面が360度回転する。

 360度回転するいわゆるYoga型の2画面ノートPC。 2画面ともに13インチ2.8K (2880× 1800ドット)の OLEDで620 Hz、16:10、400ニト、100%DCI-P3、HDR True Black 500で10点マルチタッチだ。

 CPUは省エネ型のCore Ultra 7 155Uで、メインメモリーは16/32GB、ストレージは512GB/1TB。

 インターフェースはThunderbolt×3で、 サイズは299.1×203.9×15.95mm、重さは1.34kgから。

Lenovo Yoga Pro 9i (16、Gen 9)
Lenovo Yoga Pro 7i (14、Gen 9)

Yogaの最上位モデルはProシリーズだ。
 

 CPUは9iがIntel Core Ultra 9 185HまたはCore Ultra 7 155Hで、7iででは加えてCore Ultre 5 125Hもある。GPIは内蔵のみと、9iではNVIDIA GeForce RTX4060/4050を、7iではRTX4050を搭載する。

 ディスプレーは9iが16インチで、3.2K (3200×2000ドット)、165 Hz、16:10、400 nitsのタッチとノンタッチ、2.5K (2560×1600ドット)、120 Hz, 16:10、400 nitsの3種類。

 7iは14.5インチで3K (3072×1920ドット) 120 Hz、2.8K (2880×1800ドット) OLEDで120 Hz、2.5K (2560×1600ドット) 90 Hzの3種類となる。

 インターフェースは9iが Thunderbolt4、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB3.2 Gen1 Type-A×2、HDMI2.1、オーディオコンボジャック、SDカードスロット。7iはType-Aが1でSDカードスロットはない。

 サイズは9iが362.72×253.69×13.9mm、重さは1.92kgから。7iが325.5×226.49× 15.6ミリで1.49kgから。

Lenovo Yoga Slim 7i (14、Gen 9)
 

 dGPUは内蔵しないスリムモデルで、 CPUはCore Ultra 7 155HまたはCore Ultre 5 125H。

ディスプレーは14インチOLEDでWUXGA (1920×1200ドット) 60 Hz,、16:10、400ニトでDolby Vision対応で、タッチとノンタッチが選択できる。

 インターフェースはThunderbolt4×2、USB 3.2 Gen2 Type-C 、USB3.2 Gen1 Type-A、HDMI2.1、オーディオコンボジャック。

 サイズは312×221×14.9mm、重さはタッチが1.43kg、ノンタッチが1.43kgから。

Lenovo Yoga 7i 2‑in‑1 (14、Gen 9)
Lenovo Yoga 9i 2‑in‑1 (14、Gen 9

Yogaといえば画面回転の2in1ですね。

 Yogaらしくディスプレーが360度回転するモデル。CPUは9iがCore Ultra 7 155Hで7iは加えてCore Ultra 5 125Hも選択可能。

 ディスプレーは14インチOLEDで2.8K(2880×1800ドット)120Hzと4K(3840×2400ドット)60Hzの2種類。

 インターフェースは9iがThunderbolt4×2、USB3.2 Gen1 Type-A、HDMI2.1、オーディオコンボジャックで、7iはマイクロSDカードスロットが追加となる。

 サイズは9iが316×220×15.9mmで重量は1.32kgから。7iは317.72×222.13×16.64mmで重量は1.49kgから。

Yoga Book 9iのスタンドカバーは三角折りでスタンドになり、キーボードも合体できる。

左がPro 9i 16で、右がPro 7iの14型モデル。

Yoga Slim 7iは内蔵GPUのみのモデルで、そのぶんスリムなデザイン。

左がYoga 7i 2-in-1で、右がSlim 7i。

14世代コアH搭載で最強化
Legionシリーズ

Legionシリーズには14世代のコアHシリーズを搭載した。

Legionの24年モデルラインアップ。

ハイエンドシリーズのLegion Pro 5iと7iはサイドのデザインが他モデルと異なる。

Legion 9iの冷却システムは水冷方式だ。

Legionの冷却システムの変遷。

最新の冷却システムは「Coldfront Hyperchamber」だ!

「Coldfront Hyperchamber」で冷却能力が向上し、より高いパワーをかけられるようになった。

「Coldfront Hyperchamber」を採用したLegion 7iの負荷性能向上。

Lenovo Legion 5i (16、Gen 9)
Lenovo Legion 7i (16、Gen 9)
Lenovo Legion 9i (16、Gen 9)

 CPUが14世代コアになり、5iでは、Intel Core i9-14900HX、Core i7-14700HX、Core i7-14650HX、Core i7-13650HX、Core i5-13450HXが選択可能。7iは上位2種のみで、9iではi9-14900HX のみとなる。

 GPUは5iと7iがNVIDIA GeForce RTX4050 /4060 /4070、9iではRTX4080 /4090となる。メインメモリーは5i/7iでは8~32GB、ストレージは512GBと1TB。9iでは32/64GBを内蔵する。

 ディスプレーは5iは16インチWQXGA(2560×1600ドット)で240Hzまたは165Hzで、最高輝度はそれぞれ500ニトと350ニトとなる。7iは3.2K(3200×2000ドット)165Hz、430ニト、WQXGA(2560×1600ドット)240Hz、500ニトの2種類。9iでは3.2KでミニLEDバックライトとなり、165Hzで1200ニトとなる。

 インターフェースは5iがUSB3.2 Gen2のType-C×2、USB3.2 Gen1のType-A×3、マイクロSDカードスロット、有線LAN、HDMI2.1、オーディオコンボジャック。7iではThunderbolt4が増え、Type-Aが×2となり、カードスロットがSDとなる。9iでは7iのUSB端子が、Thunderbolt4×2、Type-C、Type-Aとなる。

 サイズは5iが359.7×262.3×19.7から25.2mm、重量は2.3kgから。7iは357.7× 262.5×17.6から19.8mm、2.24kg。9iは356.7×277.7×18.99mm、2.6kgから。

 ディスプレーは5iは16インチWQXGA(2560×1600ドット)で240Hzまたは165Hzで、最高輝度はそれぞれ500ニトと350ニトとなる。7iでは240Hz、500ニトのみだ。

Lenovo Legion Pro 5i (16、Gen 9)
Lenovo Legion Pro 7i (16、Gen 9)

 Legion最上位のProシリーズも、CPUが14世代コアになり、5iでは、Intel Core i9-14900HX、Core i7-14700HX、Core i7-14650HX、Core i7-13650HX、Core i5-13450HXが選択可能。7iはi9-14900HX のみとなる。メインメモリーは32GB、ストレージは2TBのみだ。

 インターフェースは5iがUSB3.2 Gen2のType-C×2、USB3.2 Gen1のType-A×3、有線LAN、HDMI2.1、オーディオコンボジャック。7iではThunderbolt4とType-Cとなる。

 サイズは5iが363.6×260.6×22.7~27.3mm、重さは2.5kg、7iでは363.4×262.4 ×22.5~26.2mmで重さは2.8kgとなる。

Lenovo LOQ 15IAX9
 

 ゲーミング入門シリーズの新LOQは15型ディスプレーにCPUはIntel Core i5-12450HXを搭載。GPUはNVIDIA GeForce RTX 4050 /3050 /2050を搭載する。

 ディスプレーは15.5インチのWQHD (2560 x 1440ドット)のIPS液晶で、16:9 、165Hz、100%sRGB、350 nitsまたはFHD (1920 x 1080ドット)、16:9、144Hz、100%sRGB、300 nitsを搭載する。

 インターフェースは右面にUSB-A 3.2 Gen 1、 USB-C 3.2 Gen 2、オーディオコンボジャック、背面にUSB-A 3.2 Gen 1×2、有線LAN、HDMI 2.1を内蔵する。

 サイズは359.86×258.7×21.9–23.9mm、重量は2.38~2.45kg。

Legionのデスクトップシリーズも最上位CPUを搭載する。

「Coldfront Hyperchamber」は、フィンとCPU/GPUの両方に気流を流すのがミソ。

左からLegion Pro 5i、Legion Pro 7i、Legion 9i。

左から、LOQ、Legon 5i、Legion 7i。ホワイトボディはゲーミングノートらしからぬいでたちです。

Legion 9iの天板は他にはないデザインで、自慢できそうです。

Legion 9iが搭載している水冷システムの中身。

日本での発売は気を落ち着かせて待つのだ!
(バンコクの仏教寺院「ワット・ポー」(涅槃寺)の横たわる釈迦像です。。)

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