「あの花」「ここさけ」「空青」に次ぐ、長井龍雪監督作アニメ映画
茅野愛衣・水瀬いのり・若山詩音が「幼馴染」に注目 映画「ふれる。」トークステージ【AnimeJapan 2024】
2024年03月26日 19時00分更新
（写真左から）司会 ニッポン放送アナウンサー 吉田尚記さん、長井龍雪監督、声優 茅野愛衣さん、声優 水瀬いのりさん、声優 若山詩音さん
アニプレックスは3月23日、東京ビックサイトで開催した「AnimeJapan 2024」にて、オリジナル長編アニメーション映画「ふれる。」のトークステージを実施した。
ステージには、秩父三部作といわれる「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。（あの花）」「心が叫びたかってるんだ。（ここさけ）」「空の青さを知る人よ（空青）」の監督を務め、今回の新作映画の監督も務める長井龍雪監督、声優の茅野愛衣さん、水瀬いのりさん、若山詩音さんが登壇。
これまでの三部作を振り返りながら、「ふれる。」の最新情報を届けるトークを展開した。
「あの花」めんま役の茅野さんの挨拶
「あの花」めんま役の茅野さんは、挨拶で「超平和バスターズ三姉妹の長女」という表現をした。「ここさけ」成瀬順役の水瀬さんは「次女」、「空青」相生あおい役の若山さんは「三女」と続いて挨拶。3作品のキャラクターを務める声優が同じステージに登場するのは今回が初という。
「ここさけ」成瀬順役の水瀬さんの挨拶
「空青」相生あおい役の若山さんの挨拶
秩父を舞台に描かれた3作品は、ストーリーは違えど、同じ場所で話が広がっているかのように密接な作品。「演じています」と現在進行形の挨拶をした声優3人からも、担当したキャラクターから次の作品に繋いでいく連動性を感じた。
声優さんから監督に質問。長井監督から当時の制作エピソードが語られる
前半は「キャストを選んだ理由」「アイディアが浮かぶタイミング」「制作作業の効率アップのこだわり」など、声優さんから監督への質問コーナーを実施。あらためて当時を振り返る制作エピソードが長井監督から語られ、茅野さん、水瀬さん、若山さんはぞれぞれの質問に頷きながら制作の裏側を聞いていた。
「ふれる。」のキャラクター設定を聞いて「幼馴染」の話で盛り上がる登壇者
後半は新作映画「ふれる。」の最新情報を発信。特報映像が流れた後、メインキャラクター3人の「画像＆プロフィール」を解禁した。
それぞれの特徴があるメインキャラクター3人は幼馴染という設定。本作は「幼い頃に住んでいた島から上京して始まる物語」のようで、舞台は東京・高田馬場となる。
秩父で描かれた高校生の青春物語から、今度の作品は東京で描かれる20歳の青年の物語。ステージでは、「幼馴染」というワードに関心が向いて幼い頃から続く交友関係を話したり、メインキャラクターの見た目や設定から本作の予想をしたりするトークが広がった。
黄色の毛が全身を包む「謎」のキャラクターに注目！
注目を集めたのは、黄色の毛が全身を包むキャラクター。声優陣からは「可愛い」という声が出たが、現時点で見た目以外の情報はなく、長井監督は「現時点では謎」と一言。愛らしい見た目から本作のマスコットになるのではと思われるが、果たしてどんな立ち回りをするキャラクターなのだろうか。
秩父三部作に負けない作品になるように鋭意製作中という映画「ふれる。」は、2024年秋に全国公開を予定している。続報に期待しながら映画の公開を楽しみに待とう。
『あの花』『ここさけ』『空青』振り返り＆新作映画『ふれる。』トークステージ
作品情報
■ふれる。
監督：長井龍雪
脚本：岡田麿里
キャラクターデザイン：田中将賀
制作：CloverWorks
製作幹事：アニプレックス・STORY inc.
配給：東宝・アニプレックス
©2024 FURERU PROJECT
