【レビュー】Google Pixel Watch 2はAndroid向けスマートウォッチの定番になれるのか?
2024年01月20日 12時00分更新
Googleサービスとの親和性の高さが魅力
Pixel Watch 2のOSは、グーグルが中心となって開発する「Wear OS」で、バージョンは「4.0」。Android 9.0以降のスマホに対応し、iPhoneでは使えません。スマホとのペアリングや設定には「Google Pixel Watch」アプリを用いますが、筆者が使っているGoogle Pixel 8にはプリインストールされていますが、他社のAndroidスマホで使う場合は「Playストア」からインストールする必要があります。
Googleの各種アプリやサービスとの親和性が高いことも特徴。「Gmail」は全文が読めて、返信も可能。「マップ」「カレンダー」「YouTube Music」もプリインストールされていて、「Googleウォレット」に「Suica」「iD」など。一部の決済サービスを登録して使うこともできます。さらに「Playストア」からウォッチ対応アプリをダウンロードして追加することもできます。スマホとの連携性を最重視する人には格好のスマートウォッチと評価できそうです。
文字盤を下方向になぞると「クイック設定」が表示。上方向になぞると通知を確認できます。リューズを押すとアプリ一覧を呼び出せて、そこから使いたいアプリを起動できます。Androidスマホと同じような、わかりやすい画面構成です。
左右になぞると「タイル」を表示できます。タイルは、スマホにおけるウィジェットのようなもので、ワークアウトを素早く起動できる画面だったり、天気だったり、最新の心拍数データだったりがプリセットされています。タイルの順番を入れ替えたり、新しいタイルを追加したりもでき、自分が使いやすいようにカスタマイズできます。
表示される文字のサイズや、「傾けて画面をON」「タップで復帰」といったジェスチャー操作もカスタマイズ可能。画面の明るさは自動調節も手動での調節も可能。「設定」には、Pixel Watch 2をより使いやすくするためのメニューが揃っています。
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