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最先端 “エモ”ガジェット徹底レビュー 第25回

手頃で装着感も良好な完全ワイヤレスイヤホン

JBLの透けるイヤホンが美しい! お手頃価格で装着感もバッチリ「JBL TUNE BEAM GHOST」【実機レビュー】

2024年01月18日 18時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●こーのス

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着け心地は快適! でも装着すると
スケルトン感がちょっとダウン

 それでは使用感をお伝えします。まず装着感については個人差あると思いますが、筆者の耳にはジャストフィットで、イヤーピースはMサイズがちょうどよかったです。イヤホン本体の軸の部分が角張っているので、指でつまんだときにはちょっと不安だったのですが、角が当たるわけではないので耳穴に入れてしまえば快適な着け心地でした。

装着感には満足していますが、耳穴にはめてしまうとスケルトン部分が隠れてしまうのがスケルトン好きとしてはもったいないですね。表面もスケルトンデザインにしてほしかったところです

 ノイズキャンセリングの効きについては、数万円高価な他社モデルと比べればやや弱めですが、個人的には実用上十分。どのみち筆者は、クラシックやテクノなどを再生することで外音をシャットアウトしているので、それほど強力なノイズキャンセリング機能を求めているわけではありません。もっと遮音性を高めたいのであれば、低反発ウレタン製イヤーピースを試してもよいですね。ただ適合するイヤーピースがあるかどうかは未確認なので、試す際には自己責任でお願いいたします。

ノイズキャンセリングをオンにするとエアコンの動作音などはほとんど聞こえませんが、メカニカルキーボードのタイピング音はまあまあ耳に入ってきます。とは言えそれは他社製の高価なイヤホンでも同じことです

 音質についてはやや解像感が物足りないもののバランスのいい音作りだと感じました。低音を強化する設定もありますが、個人的にはプリセットの「JAZZ」で十分な迫力を楽しめました。あと接続性がよいですね。ペアリングしているスマホを2階に置いたまま1階に降りても、「JBL Tune Beam」からの音が途切れることはありませんでした。電波が混雑している都内の雑踏などでは厳しい可能性はありますが、少なくとも筆者が住んでいるさいたま市近辺の駅前では安定して利用できました。

イコライザーに用意されているプリセットはJAZZ、VOCAL、BASS、CLUB、STUDIO、EXTREME BASS。個人的にはJAZZかSTUDIOが好みですが、ラジオ番組を聴くならVOCALもオススメですよ

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