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GPUはRTX 4090、ケースはCoolerMaster「HAF700」でファンは計17基!

最新Core i9-14900Kに合わせた性能&冷却! 最強クラスのBTOPCのコダワリを聞いた

2023年10月19日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

提供: セブンアールジャパン

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見た目もキレイに仕上がる16GB×4

──メインメモリーですが、32GB×2ではなく、16GB×4としている理由はなんですか?

中嶋氏:簡潔にお答えすると“見た目にこだわった”からですね。メモリーを2枚差しでデュアルチャンネル構成を活かす場合、マザーボードにある4本のメモリースロットに間を空けて装着する必要があります。今回、メモリーモジュールにはCorsairさんの「VENGEANCE RGB DDR5 DRAM 5200MHz C40」を用いているのですが、このモジュールはLEDを搭載しており、やはり全部のスロットが埋まっているほうが、かなりキレイに見えます。

──アップグレードを考慮すると32GB×2のほうが空きスロットを活用できて、モジュールも余らなくていいような気がするのですが。

中嶋氏:確かにLEDが光らないモジュールの場合は、32GB×2を選ばれるお客様が多いです。とはいえ、このVENGEANCE DDR5を使用したモデルに関しては、16GB×4から変更される方はほとんどいらっしゃらないですね。あとからアップグレードを行なうというのも、ハードルが高いと感じるお客様が多く、最初からメモリーは64GBあれば十分とされるのではないでしょうか。

──DDR5とDDR4で需要に差はあるのでしょうか?

真重 翔氏(以下、真重氏):弊社で一番売れているのはDDR5の32GBですね。枚数での計算なので、複数枚装着する方が多いと、その分増えてしまっているのですが。一方、DDR4に関しては16GBのモジュールが一番選ばれています。おおまかにですが、ハイエンドモデルを購入される方はDDR5を選び、コストパフォーマンスを望まれる方はDDR4を選択する傾向があるようです。

──マザーボードに関してとくにこだわった点はありますでしょうか?

中嶋氏:ASUSさんの「ROG STRIX Z790-F GAMING WIFI」は、弊社のハイエンド構成では一番人気が高いモデルです。昨年は「ASUS MAXIMUS Z790 EXTREME」や「MSI MEG Z790 GODLIKE」といった15万円から20万円のハイエンドマザーボードの取り扱いをしました。想像以上に人気で、終了してもしばらく問い合わせがあったほどです。今回の第14世代Coreプロセッサーに合わせてそうした高級モデルが登場するのであれば、積極的に取り扱っていきたいですね。

「HAF 700 EVO」を特別仕様に
ラジエーター含めファン17基!

──ケースに関してはいかがですか?

中嶋氏:ZEFT Z45COは、ケースにCoolerMasterさんの「HAF 700 EVO」を採用していますが、標準構成ではなく弊社でカスタマイズした特別仕様となっています。HAF 700 EVOの標準構成では、フロントパネルに200mm角ファンを2基、リアに120mm角ファンを2基、ボトムに120mm角ファンを1基搭載しています。ですが、HAF 700 EVO 特別仕様を採用したZEFT Z45COでは、ケース付属200mm2基ファンと120mm3基をケース前面の前後に設置、弊社120mmARGBファンを上面に6基、背面に2基、底面に3基を追加しています。

──ファンの数めちゃくちゃ多いですね。

中嶋氏:360mmラジエーターに設置するファンまで含めると、17基にもなる豪華な仕様です。それだけケース内部には強力なエアフローが確立されており、冷却性能は申し分ない出来です。また、フロントパネルには各種ステータスが表示できる円形のLCDディスプレーや6枚のエッジライトインテークブレードが装着され、かなり個性的なマシンに仕上がっています。

トップパネルには120mm角ファンが6基も搭載され、エアフロ―はかなり強力だ

トップパネルを外したところ。こちらからも6基のファンが確認できる

こちらはボトムの様子。こちらは120mm角×3という構成に変更されている

前面内側設置ののケース付属120mm角×3とマザーボード横の水冷クーラーのラジエーター装着ファン

ZEFT Z45COのフロントパネル。円形のLCDディスプレーや強化ガラス製のエッジライトインテークブレードが印象的だ

右側面のサイドパネルを外したところ。ケーブルがかなりキレイにまとまっている様子が見て取れる

電源ユニットとファンおよびARGB対応のLEDハブユニット

──SSDが2TB×2のかなり大容量構成ですね。

中嶋氏:ZEFT Z45COでは、Western Digitalさんの「WD Black SN850X」の2TBモデルを採用しています。このモデルは、読み出し最大7300MB/s、書き込み最大6600MB/sと非常に高速で、弊社では一番の人気を誇ります。弊社では、同じWestern Digitalさんの「WD Black SN770」などのコスパのいい商品も用意していますが、BTOでWD Black SN850X 2TBを選ばれる方が多いです。弊社カスタマイズ画面では製品の特長としてSSDの速度等を記載していますので、そちらでの比較で選んでいただけるのではと思います。

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