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「Innovators Under 35 Japan」2023年度候補者募集のお知らせ

2023年06月30日 10時59分更新

文● MIT Technology Review Japan

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画像クレジット:TR

MITテクノロジーレビュー[日本版]は、才能ある若きイノベーターたちの発掘を目的とする国際アワード「Innovators Under 35」の日本版となる「Innovators Under 35 Japan 2023」を開催。広く候補者を募集する。

来れ、世界を変える若きイノベーター—— 。かつてオープンAIの創業者やテスラのCTOも受賞したグローバル・アワード「Innovators Under 35」の日本版候補者の募集が今年も始まった。公式サイトから、候補者本人による応募および第三者による情報提供を受け付けている。

「Innovators Under 35」は、米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディア部門「MITテクノロジーレビュー」が主催する国際アワード。新技術の開発または既存技術の創造的な応用によって世界的な課題解決に取り組む、35歳未満の若きイノベーターの発掘を目的としている。

『Innovators Under 35 Japan』はその日本版にあたり、今年で4回目の開催。過去には、成田 悠輔氏(イェール大学 / 半熟仮想)、落合 陽一氏(筑波大学 / ピクシーダストテクノロジーズ)、五十嵐 歩美氏(国立情報学研究所)ら、国内外で活躍するイノベーターを選出している。本年度は「コンピューター/電子機器」「ソフトウェア」「輸送(宇宙開発)」「インターネット」「AI/ロボット工学」「通信」、「エネルギー/持続可能性」「医学/生物工学」の8分野を対象に候補者を募集する。応募対象は、35歳未満の起業家、研究者、社会活動家など。最大10名の受賞者は、Innovators Under 35のグローバル版にノミネートとなり、都内にて開催予定のInnovators Under 35 Japan Summitで表彰する予定だ。

Innovators Under 35 Japan昨年の受賞者と関係者

 

2023年度審査員(五十音順)

智恵子氏:日本科学未来館館長、IBM フェロー
荒井朋子氏:千葉工業大学惑星探査研究センター 研究所長
江守正多氏:東京大学未来ビジョン研究センター 教授、国立環境研究所 上級研究
Takashi Kiyoizumi 氏:カリフア大学サンディエゴ校JFIT エグクティブ・マネージャー
玉城絵美氏:H2L, Inc. CEO琉球大学工学部 教授、東京大学工学系研究科システム創生学専攻 教授
千晴氏:早稲田大学工学術 教授東京大学大学工学研究科 教授
中島秀之氏:札幌市立大学 学長
賢一郎氏:生医イノベーションフーラ代表理事副会長
松尾亜紀子氏:慶應義塾大学工学部 教授
博之氏:東京大学大学工学研究科 教授

Innovators Under 35 Japan 2023応募要項

・応募期間:2023年6月30日(金)〜2023年8月15日(火)
・対象分野:
1.コンピューター/電子機器:量子コンピューター、IoT機器、VR/AR機器、カメラ、ディスプレイなどのデバイス等
2.ソフトウェア:OS、ミドルウェア、アプリケーション(スマホアプリ含む)、ブロックチェーンなどの暗号技術等
3.インターネット:インターネットを利用したサービス、Webサイト、および関連技術等
4.通信:5G、通信衛星、量子ネットワーク、放送関連技術、光伝送技術等
5.AI/ロボット工学:機械学習/深層学習などのAI技術、産業用/家庭用ロボット、自律運転車等
6.輸送(宇宙開発を含む):人工衛星、宇宙船の開発/運用、宇宙探査、宇宙利用サービス、物流、ドローン等
7.エネルギー/持続可能性:風力/太陽光発電、小型原子炉、蓄電池、冷暖房、淡水化、バイオマス等

8. 医学/生物工学:再生医療、遺伝子治療、医療用センサー、インプラント、義肢、脳インターフェイス等

・応募対象:大学、スタートアップ企業、大企業、政府機関、非営利団体などに属する研究者、技術者、起業家、活動家等。
2023年12月1日時点で35歳未満(1988年12月2日以降生まれ)の方。

・応募方法:専用Webサイトからご本人が応募ください。
第三者による推薦(情報提供)も受け付けています。その場合も最終的には本人による応募が必須となります。
・選考方法:MIT テクノロジーレビューの規定(グローバル共通)に基づき、厳正かつ公正な審査を実施。
各分野の専門家(専門機関の研究者、大学教授など)が審査し、MITテクノロジーレビューが最終決定。
・選出人数:最大10人(2023年12月発表予定)
・受賞特典:以下の特典が付与されます。

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