このページの本文へ

ファーウェイ通信 第197回

着け心地はさらに快適に! そして、アクティブノイズキャンセリングやLDAC対応を実現!

ファーウェイのインナーイヤー型&ANC搭載イヤホンがさらに進化! 「HUAWEI FreeBuds 5」レビュー

2023年06月14日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

装着状態や外耳内の状態を高精度で把握して最適化する
独自のアクティブノイズキャンセリング技術を採用

 次に、HUAWEI FreeBuds 5のサウンド面を見ていこう。

音質やANCの性能ももちろん高い

 前述したように、本機はインナーイヤー(開放)型ながらANC機能を搭載することが特長だが、この機能もさらに進化している。トリプルマイク(前モデルはデュアルマイク)によるノイズキャンセリングとなり、周囲の雑音だけでなく外耳道内のノイズもしっかり検知。これに加えて、独自の「アダプティブイヤーマッチングテクノロジー(AEM)」により、装着状態や外耳道内の状態を高精度で把握し、自動で最適化してくれる。

 ノイズキャンセリングのモードは3種類。騒がしい場所に適した「標準」とノイズの少ない場所に向く「くつろぎ」のほかに、「ダイナミック」もあり、このモードに設定しておくと、周囲の状況に合わせて自動的に調整してくれる。

モードは3つで「ダイナミック」を選んでおくと、周囲の状況に合わせて適切に調整する

 実際に、HUAWEI FreeBuds 5のANC機能を試すべく、交通量の多い幹線道路の歩道を歩きながら音楽を聴いてみた。ANC機能のオン/オフはデフォルトでは本体部分のロングタップで切替可能だが、オンにした途端、クルマの走行音などのザワザワとした喧噪が遠のき、音楽の細部まで聞きやすくなる。もちろん、カナル型のANC対応イヤホンのような閉じた空間感はやや薄いのだが、だからこそ長時間の利用でも違和感なく使い続けられる。また、音量を控えめにしてもしっかり音楽が聞こえるため、自分の耳にとっても優しい製品だと感じた。

 装着感はやはり非常に快適。耳に接地する部分の面積がやや小さめで、実際に軽い装着感だけに、歩いている時にポロッと耳から外れてしまうのではないかと不安だったが、顔を多少強く振ってみても問題はなかった。手などで引っかけてしまうと、カナル型よりは外れやすいのは確かだろうが、歩行時はもちろん、ランニングなどで使っても大丈夫だろうという感触だ。

 HUAWEI FreeBuds 5では、通話時のノイズリダクションも進化している。トリプルマイクと独自の「ディープニューラルネットワーク(DNN)」アルゴリズムの組み合わせにより、騒がしい場所にいても通話相手にクリアな声が届くという。実際に、前述したANC機能を試した場所から電話を書けてみたが、通話相手からは「会話はまったく問題無く聞き取れた」と好評だった。

 ハードウェア面では、新たに設計された約11mmのマグネットダイナミックドライバーユニットを採用。リング状の2つのマグネットの中心部に気流の通り道を設けることで、迫力のある低音を届けることが可能になっているという。また「LDAC」に対応しており、LDAC対応のAndroidスマホとの組み合わせで、ハイレゾ音源を含む、高解像度なサウンドをより楽しめる。さらに、Android/iOS向けに用意されている公式アプリ「HUAWEI AI Life」を使えば、イコライザーモードを調整して好みのサウンドに仕上げていくことも可能だ。

音質ももちろん高い。約11mmのマグネットダイナミックドライバーユニットを搭載する

スマホ用アプリからイコライザーを利用できる

カテゴリートップへ

この連載の記事
ファーウェイ・オンラインストア 楽天市場店