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動画視聴くらいなら快適!合計で3万円台、無料OSと激安NUCで作るオススメPC

文●宮里圭介 編集●ジサトラハッチ

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 外出自粛の緩和が囁かれ始める昨今とはいえ、休日に人が多い場所に行くのは控えている、なんて人もまだ多くいるだろう。先日、あるテレビ番組で65歳以上のご年配の方でもYouTubeを視聴しているというアンケート結果が65%を上回っていたと報じていた。

 普段はスマホの小さな画面で視聴していることが一般的だろうが、休日に家にいる間はテレビやディスプレーの大画面で、動画視聴やインターネットでショッピングなどと考えている人もいるかもしれない。

 しかしながら、そんなちょっとした用途では、10万円以上のPCは手が出し辛い。そんな人にオススメなのが、安価なベアボーンキットだ。今回オススメする「NUC11ATKC2」は、SSDとメモリーを組み込むだけでPCが完成するという、PCベアボーンキット。CPUはCeleron N4505(2コア/2スレッド)で性能は高くないものの、ブラウザーの利用、動画視聴、ビデオ会議、簡単な文書作成といった用途であれば、十分活躍できるだけの実力を持っているのが特徴だ。

 実売2万円前後という激安価格となっていること、また、本体が135×115×36mmというコンパクトなことから、リビングのテレビに接続するネット端末や、気軽に使えるセカンドPCとして最適なモデルといえるだろう。

CPUにCeleron N4505(2コア/2スレッド)を採用。SSDとメモリーを装着するだけで完成する、手軽な小型PCベアボーンだ

 純粋な安さを追求するなら、性能よりも価格だけでSSDやメモリーを選ぶのが定番。256GB以下のSSDや、8GB以下のメモリーを使えば、出費はかなり抑えられるハズだ。

 しかし、容量の少ないSSDやメモリーは確かに安いものの、容量単価は高くなりがち。また、速度面でも不利になることが多く、ただでさえCPUが速くないのに、さらにPCのパフォーマンスが悪くなってしまう危険がある。

 そこで今回はコストパフォーマンスを第一に考え、SSDは500GB、メモリーは16GBと余裕のある容量で構成することにした。もちろん価格は上がってしまうが、そこは無料で使える「Ubuntu」をOSに採用することで、価格を抑えようという作戦だ。

 実売価格を見てもらえるとわかるが、Windows 11 Home 日本語版の価格は1万7000円前後。SSDやメモリーでの価格上昇分は余裕で賄える計算となる。

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