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速報:MITTR、2022年の「10大テクノロジー」を発表

2022年02月24日 06時43分更新

文● MIT Technology Review Japan

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「ブレークスルー・テクノロジー10」を特集する米国版3月号

画像クレジット:「ブレークスルー・テクノロジー10」を特集する米国版3月号

MITテクノロジーレビューは、2月23日、恒例の「ブレークスルー・テクノロジー10」の2022年版を発表した。新型コロナ飲み薬、タンパク質構造のAI予測などが選ばれた。

MITテクノロジーレビューは、2月23日、2022年の「ブレークスルー・テクノロジー10」を発表した。ブレークスルー・テクノロジー10は2001年から続くMITテクノロジーレビューの恒例の特集企画で、近い将来、社会への大きな影響が予測される10の革新的なテクノロジーを、各分野の記者・編集者が専門家らへの取材に基づき選ぶ。

2022年のブレークスルー・テクノロジー10は以下のとおり。

  1. 新型コロナ飲み薬
  2. 実用的な核融合炉
  3. パスワードの終わり
  4. タンパク質構造のAI予測
  5. プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Steak)
  6. 送電網向け「長持ち」蓄電池
  7. AIのための合成データ
  8. マラリアワクチン
  9. 炭素除去工場
  10. 新型コロナ変異株追跡

2021年10月に初めて承認されたマラリアワクチン「RTS,S/AS01」、グーグルの兄弟会社、ディープマインド(Deepmind)が開発したタンパク質構造を予測する人工知能(AI)、ビル・ゲイツ氏らからの多額の資金調達で注目されたベンチャー企業、コモンウェルス・フュージョン・システムズ(CFS)が手がける核融合発電などが選ばれた。また、いまだ完全な終息が見通せない新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連では、驚異的なスピードで開発された経口薬、オミクロン株など変異株を追跡する取り組みが入っている。

ブレークスルー・テクノロジー10の詳細な解説と関連記事は、準備が出来次第、日本版Webサイトにも順次掲載する。

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