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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第253回

エナジードリンクを上回るカフェイン量のカプセルを持ち歩いています

2020年11月15日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506) 編集● ASCII

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カプセル型のエナジーアイテムを発見

 以前、米軍基地の友好祭でエナジードリンクの販売テントに並ぶ長蛇の列を横目に、水やゲータレードを買ったワタシ。エナジードリンクは世間的には大人気ですけど、2〜3回しか飲んだことがありません。

 なんかね、炭酸飲料がいまいち苦手なんです。若いころに炭酸飲料が大好きで毎日のように飲んでいて、そのときに飲みすぎたせいかな。今ではめったに飲むことがなくなり、ピザを食べるときとか、ごくたまに買う程度になってしまいました。

 エナジードリンクのサイトを見て炭酸じゃない商品もあると知ったんですが、初めてエナジードリンクっていう呼び名を聞いたころに試しに飲んでみたのが炭酸入りだったんで、ずっと炭酸飲料しかないと思い込んでました。

 そのためエナジードリンクを自分で買うことはなく、いただき物しか飲んだことがなかったんですよね。でも仕事をしていて薄っすら眠気が襲ってきたときとか、ちょい疲れたなーなんていうときはエナジードリンクが気になってしまいます。

 そんなワタシがちょっと気になる物を見つけたのは今年の初めごろ。ネットでたまたま発見してポチポチっと買ってみました。

 「PUSH+」というカプセル型のカフェイン含有食品です。

カフェインがガッツリ

エナジードリンクがカプセルになったようなPUSH+。怪しげな雰囲気ですがカフェイン含有食品です

 まず何といっても目をひかれたのがこの見た目。錠剤じゃなくてハードカプセルなのがポイントです。AKIRAで見たあのシーンが真っ先に浮かぶわけで、しかも薬ではなく食品なのでまったく「危険は無い」っていう。

 そしてもちろん中身も注目です。PUSH+の成分は以下のとおり。

・天然カフェイン
・L-アルギニン
・L-アスパラギン酸ナトリウム
・L-シトルリン
・緑茶

 L-アルギニン、L-アスパラギン酸ナトリウム、L-シトルリンはいずれもアミノ酸。エナジードリンクの原材料としてすぐ頭に浮かぶのはカフェインとアミノ酸ですが、PUSH+もカフェインとアミノ酸を豊富に含んでいます。

 しかもカフェイン含有量は1カプセルあたり200mgとほかのカフェイン系と比べてダントツ。

この1カプセルにコーヒーの2〜3倍、エナジードリンクの1.5倍ぐらいのカフェインを含んでいます

 カフェインを含む代表的なものにコーヒーがありますが、コーヒー1杯に含まれるカフェインは70~100mgとのこと。対するPUSH+は1カプセルで200mg。エナジードリンクでも1本80~140mgほどらしいので、PUSH+はかなり効率的にカフェインを摂取できることになります。

 また、糖分ゼロ、カロリーゼロというのも嬉しいポイントです。

 アイスコーヒーが好きなんですけど、味覚がお子ちゃまなのか無糖が飲めないので、メタボ腹なワタシとしてはあまり飲むわけにはいかず。かといって無糖な飲み物で一番好きなそば茶はノンカフェインがウリだし、次点の麦茶もカフェインゼロっていう。カフェインの過剰摂取予防にはいいですけど、カフェインを摂りたい時にはまったく向いていません。

含有アミノ酸は3種類

 ヒトのタンパク質は20種類のアミノ酸から構成されていて、体内で合成できないものは必須アミノ酸、合成できるものは非必須アミノ酸と呼ばれます。身体のおよそ20%はアミノ酸であり、どれもとても重要な役割を持っています。

 PUSH+の成分であるL-アルギニンは体内で合成できる非必須アミノ酸ですが、生成量が少ないため不足することも。免疫活性化や細胞増殖促進、コラーゲン生成促進、血流改善などの効果がありとされ、健康や傷の治癒、スキンケアに効果的だとされているそうです。

 アスパラギン酸ナトリウムも非必須アミノ酸で、エネルギー生成に関わっています。カリウムやマグネシウムを細胞に運び、乳酸の分解を促進して疲労回復に役立ったり、体調を整えたりしてくれるそうで、アンモニアの排出作用や肌の新陳代謝作用もあるという働き者です。

 シトルリンは遊離アミノ酸と呼ばれるアミノ酸で、タンパク質の構成物質ではなく細胞や血管内に単独で存在します。血管拡張作用がある一酸化窒素(NO)の生成を促し血流の改善に効果があるそうで、発見されたのはなんと日本。スイカから見つかったそうです。スイカやゴーヤなどのウリ科の植物に多く含まれるものの十分な量を摂取するのは難しいので、こういったサプリ類で摂るのがいいとのこと。

 ちなみに3つとも頭にL-と付いていますが、これはL体というもの。アミノ酸の分子構造は鏡像になったL体とD体があるんですが、なぜか地球生物はL体だけ使っているそうです。不思議ですね。

食後の眠気対策に

 普通の薬と同じような大きさのカプセルで、小さな専用ケース入りで邪魔にならないのでバッグに入れっぱなしにしています。

携帯に便利なプラスチックケース入り。大きさは縦2.9cm×横5.5cm×厚さ1.2cmほどで、まったく邪魔になりません

外パッケージもカワイイのでこのまま持ち歩いてもいいかも

 おじさんになったせいか、スタジオで撮影している際に昼ご飯を食べたあとめっちゃ眠くなることがあるんですよね。そんなときに飲んだりしています。

 「これを飲んだんだから」っていう心理的影響や安心感、信頼感みたいなものとも相まって、少しすると眠気もスッキリ。カフェインの効果が現われるのは摂取して30分後ぐらいからなので、食後の休憩をしてる間に効いてくる感じです。

 もちろんカフェインの過剰摂取には要注意で、パッケージの「1日2カプセルを目安に4時間以上あけてお召し上がりください」というのは絶対厳守。だいたい4時間で半量が排出されるので、それに合わせているのかな。

 ワタシが買った時は3、6、10カプセル入りがあったんですが、今は6カプセル入りと毎月10個、20個、40個の定期購入というサブスク的な販売方法が用意されているみたいです。かなりお得なので、気に入ったらサブスクにするのがいいかも。

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