日本サイプレス合同会社
新しいEZ-PD CCG6DFデュアルポート／CCG6SFシングルポート ソリューションはUSB-Cの性能、Power Delivery、効率性を従来品より低コストで提供
サイプレス セミコンダクタ社 (米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ: CY) は2020年3月3日 (米国時間)、最新のPower Delivery (PD) 対応USB-CコントローラーとしてEZ-PD? CCG6DFおよびCCG6SFを発表しました。この新しいデュアル／シングルポートUSB-Cコントローラーは、次世代ノートパソコンおよびデスクトップ パソコン向けに最高水準のBOM統合を実現しており、より小さいフットプリントとコスト削減を可能にします。このサイプレスの最新EZ-PDコントローラーは、最新のIntel Thunderbolt?プラットフォームに対応しているだけでなく、新しいUSB4?規格もサポートします。
サイプレスEZ-PDシリーズの最新USB-Cコントローラーは、故障保護用に電源向けVBUSプロバイダー ロード スイッチを統合するなど、前世代品より改善が加えられています。32ビットArmR CortexR-M0プロセッサと64KBフラッシュを搭載してプログラマビリティを高めているほか、ファームウェア アップグレードにより新しいUSB4規格に対応することも可能です。USB4規格は、最大40Gbpsという大幅なデータ転送速度の向上とともに、USB 3.2やDisplayPort、PCI Expressの同時サポートを実現します。EZ-PD CCG6DFおよびCCG6SFコントローラーは現在サンプル出荷中で、96ピンBGAや48ピンQFNなどの各種パッケージ構成で提供されます。
USB-C接続規格は、世界の主要PCメーカーはもとより、周辺デバイスやアクセサリー メーカーにも広く採用が進んでいます。USB-Cは、デバイスへの電源供給とデータ送信を標準のリバーシブル コネクタとケーブル1本で同時に行えます。デバイスに最大100Wまで給電できる機能を備え、さまざまなインターフェースを1つのポートに統合します。さらに、USB4、Thunderbolt、DisplayPort、HDMIをはじめとする各種規格のサポートなど、さまざまなメリットをユーザーにもたらします。
サイプレスのワイヤード コネクティビティ事業部の担当副社長であるAjay Srikrishnaは、「USB-Cコントローラー ソリューションのリーディング サプライヤーであるサイプレスには、深いシステムレベルの知識があり、お客様にとっての価値を最大化する高度な統合ソリューションを提供し続けることができます。サイプレスの最新コントローラーであるCCG6DFおよびCCG6SFは、ノートやデスクトップ、オールインワンPCのメーカーが必要とする性能やプログラマビリティ性、フィールド実証済みのUSB Power Delivery機能を提供します」と述べています。
供給体制
CCG6DFおよびCCG6SFコントローラーは現在、主要OEM企業向けにサンプル出荷中で、2020年第3四半期に量産開始を予定しています。
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サイプレスについて
サイプレスは、世界で最も革新的な車載や産業機器、スマート家電、民生機器および医療機器製品向けに、最先端の組み込みシステム ソリューションを提供するリーディング カンパニーです。サイプレスのマイクロコントローラーや、アナログIC、ワイヤレスおよびUSBベースのコネクティビティ ソリューション、高い信頼性と高性能を提供するメモリ製品は、各種機器メーカーの差異化製品の開発と早期市場参入を支援します。サイプレスは、ベストクラスのサポートと開発リソースをグローバルに提供することで、彼らが従来市場を破壊しまったく新しい製品カテゴリを歴史的なスピードで市場投入できるよう支援します。詳細はサイプレスのウェブサイト (japan.cypress.com) をご覧ください。
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