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アクセルとAcculus(アキュラス)、両社が提供する最新のAIソリューションが次世代車載機のPoCに採用 

アクセル
2019年10月25日

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アクセル
最新のディープラーニング技術を活用することでコンパクトなシステムでドライバーの状態を感知する高度な「見守り機能」を実現

株式会社アクセル(本社:東京都千代田区、代表者:松浦一教)と株式会社Acculus(本社:神奈川県鎌倉市、代表者:笹尾幸良)は、アクセルのエッジ推論向けディープラーニング・フレームワーク「ailia SDK」と、Acculusの機械学習モデル「Acculus Pose」が、東京モーターショー・豊田合成様ブースで展示される次世代自動車のハンドルモジュールに採用されたことを発表します。 ※PoCとは、Proof of Conceptの略で、「概念実証」という意味です。新しい概念やアイディアの実証を目的とした製品化前における検証やデモンストレーションを意味します。


アクセルとAcculusは最新の AI、ディープラーニングを用いたコンピュータビジョン分野で協業しており、アクセルが独自開発した世界最高水準のAI推論速度を実現するディープラーニング・フレームワーク「ailia SDK」と、Acculusの高精度な⾻格検知を実現する機械学習モデル「Acculus Pose」を組み合わせたAIソリューションを多様なアプリケーションに向けて提供しています。

この度、豊田合成様が東京モーターショーで展示する次世代ハンドルモジュールには、ディープラーニング技術を用いたドライバーの状態を感知する「見守り機能」が搭載されています。ハンドル内に搭載したカメラの映像を「ailia SDK」と「Acculus Pose」を用いて、クラウド接続なしにエッジ側で高速かつ高精度に顔や上体の検知を実現しています。
また、同モジュールには表情や視線の検知モデルも搭載させています。「ailia SDK」によって、クロスプラットフォームでGPUを使用した高速推論を可能とし、複数のAIモデルを同時に実行可能としました。さらには学習からカスタマイズ可能な「Acculus Pose」によって、近距離および赤外線カメラにおける高精度な認識を実現しています。これらディープラーニング技術とカメラをハンドル内に組み込むことで、コンパクトなドライバー状態感知システムを実現しています。

「ailia SDK」「Acculus Pose」が搭載された豊田合成様のハンドルモジュール
アクセルとAcculusは、今後も両社の強みを生かし、コンピュータビジョン分野でのプレゼンス拡大を目指していきます。また、アクセルではこれら技術を生かし、自動運転を始めとした次世代スマートモビリティ社会に貢献する製品開発にも取り組んでいきたいと考えています。

アクセルについて
株式会社アクセルは、グラフィックス LSI、圧縮伸長技術の研究開発を強みとするファブレス半導体メーカーです。特に独自開発の圧縮技術を付加価値としたグラフィックス LSIは、高度な画像処理能力が求められるパチンコ・パチスロ機市場で圧倒的なシェアを誇っています。また、差別化を担う要素技術の研究から、製品化を実現するハードウェア、ソフトウェア開発力まで総合的に有することを強みとして、ミドルウェア、機械学習、セキュリティ、ブロックチェーンの4分野における事業にも注力しています。

Acculusについて
株式会社Acculusは、2018年に創業した画像認識技術の研究開発企業です。最新のAI・ディープラーニング技術を自社で一から開発しており、お客様が容易に使用可能なソフトウェアIPとして提供しています。人物の骨格を検出する「AcculusPose」を軸に、人物の動作解析をターゲットとし、監視カメラ、ゲーム、工場の作業管理、異常行動検知、運転者監視、見守り、介護、スポーツ解析といった様々な分野に応用することを目指しています。

■本リリースに関するお問い合わせ先(報道関係者)
株式会社アクセル( https://www.axell.co.jp/
IR・広報チーム kouhou@axell.co.jp

株式会社Acculus( https://www.acculus.jp )
広報担当 marketing@acculus.jp

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