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Officeモデルでも10万円切り

7万円台で買えちゃう1.28kgのモバイルPC「Swift 3」の鬼コスパ

2019年09月20日 14時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ

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 日本エイサーのノートPC「Swift 3」に、厚さ約15.9mm、重量約1.28kgと薄型軽量な13.3型の新モデル「SF313-51-A34Q」が登場した。CPUはノートPC向けの第8世代Coreプロセッサー(開発コードネーム:Kaby Lake)である「Core i3-8130U」を採用し、価格は税別で7万円前後、税込みで7万5600円前後とかなりコストパフォーマンスに優れた製品である。それでは、SF313-51-A34QがどのようなPCなのか詳しく紹介していこう。

Swift 3シリーズの新モデル「SF313-51-A34Q」。想定売価は税別で7万円前後、税込みで7万5600円前後

CPUはCore i3-8130Uを採用、ストレージはNVMe接続のSSDを搭載

 アルミニウム素材を採用したボディーの重量は約1.28kgと軽量で、高い剛性も確保。外観はシルバーでまとめられ、かなりスタイリッシュな印象だ。13.3型のフルHD液晶ディスプレーは、光沢のないノングレアタイプでIPS方式を採用している。

SF313-51-A34Qの背面。すらりとしたアルミボディーがスタイリッシュだ。

 液晶ディスプレーは180度まで倒せるので、画面を他人に見せて説明を行なう場合などに重宝する。液晶の色合いは若干色温度が高めのようで、暖色系が強い印象を受ける。とはいえ、寒色系よりはかなり見やすく、画像や映像などはかなりキレイに映っていた。CPUは冒頭で述べた通り、2コア/4スレッドタイプのCore i3-8130Uを採用。GPUは搭載していないため、描画にはCPUに統合されたグラフィックス機能「Intel UHD Graphics 620」が使用される。

 システムメモリーにはDDR4-2666のSDRAMを4GB搭載する。そして、ストレージにはM.2タイプでNVMe接続の128GB SSDを採用。容量こそさほど多くはないため、いろいろ詰め込むのは少々苦しいが、セカンドPCとして活用するのであれば問題ない。NVMeはSATAに比べて転送速度が高いため、本製品では高いストレージ性能が期待できる。

 キーボードは87キーの日本語配列。キーピッチは実測で19㎜、キーストロークは1.5㎜ほど。サイズが小さいとはいえ、パームレストは広めに確保されているため、キー入力はかなり良好だ。なお、キーボードの右下にはWindows Helloに対応した指紋認証リーダーを搭載。指紋を登録すれば、いちいちパスワードを入力する手間が省け、簡単にログインできるようになる。

日本語87キータイプのキーボード。キーストロークは浅めだが、パームレストが広いので入力時に窮屈さはまったく感じなかった

指紋認証リーダーを搭載。指紋を登録するとログイン操作を簡略できる点はかなり使い勝手がいい

 入力インターフェースについても触れておこう。左側面にはUSB 2.0とヘッドセット/スピーカージャック、microSDカードリーダーを搭載。フルサイズのSDカードリーダーではないが、スマートフォンのデータを移す際は便利だ。

左側面はUSB 2.0とヘッドセット/スピーカージャック、それにmicroSDカードリーダーとシンプルな構成

microSDカードリーダーは専用トレイにmicroSDを設置して挿入するタイプ。外す時はピンで押す

 一方の右側面はUSB 3.0、USB 3.1 Gen.1(Type-C)、HDMIという構成。USB 3.0は電源オフ時でも電力供給が可能で、例えばスマートフォンの充電を行なう際に、本機の電源を入れる必要がない点は使い勝手がいい。また、IEEE802.11a/b/g/n/acに準拠した無線LAN機能を備えるほか、Bluetooth 4.0にも対応しているため、ワイヤレスマウスなどが利用できる。

右側面はマウス利用時に操作の邪魔にならないよう、各インターフェースが奥側に配置されている点は評価できる

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