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片手で挽ける気軽さ:

かわいい欲しい ハリオの小さな電動コーヒーミル

2019年07月09日 14時00分更新

文● 盛田 諒(Ryo Morita)

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 2歳児くんの保護者をしています盛田 諒です、こんにちは。このごろ寝かしつけをしながら寝てしまうことが増えました。代わりに朝5時ごろに起き出して、コーヒーを淹れて家の裏庭で飲むのが楽しみになっており、「消極的朝活」と呼んでいます。

 消極的朝活に役立ちそうなのが、ハリオが7月9日に発表した「スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー」。リチウムイオンバッテリー搭載の小さなグラインダーです。マクアケで先行販売して10月中に発送予定。市販価格は1万3800円、先行販売価格は1万800円から。

スマートG電動ハンディーコーヒーグラインダー
先行販売時10月発送予定
先行販売価格1万800円から
ハリオ(HARIO)
https://www.makuake.com/project/handycoffeegrinder/

 ハリオのコーヒーミル、スリムハンドミルと専用の電動グラインダーをセットにしたような製品。小さく軽く持ち運びやすく、充電式なのでキャンプ道具にもできるといった気軽さが最大の特徴(防水仕様ではないのですが)。ハンドルつきで、手挽きもできます。

小さいのでバッグにも入れやすい

 ミルのホッパーに豆を入れ、専用ホルダーを装着し、グラインダーをセットしたら、ボタンを押しているあいだ豆を挽きます。挽く時間は2人分のコーヒー豆24グラムが50秒ほど。手動では2分間ほどなので倍程度の早さです。粗さは30段階以上で調整できて、細かく挽いても1分10秒ほどでした。

片手で持ったまま挽ける

ドリップ用の中挽き。チャフがちらほら

水出し用の細挽き

 セラミックの臼を使っていて、簡単に分解して水洗いができます。

分解掃除は簡単にできる

 ハリオではコーヒーを挽いたことがない人でも気軽に使えるようなグラインダーをめざして5年ごしで開発してきたそうです。開発では充電式でも浅煎りの硬い豆を挽けるトルクを持たせながら本体をスリムにするのに苦労したと言っていました。

 会場ではバリスタ粕谷哲さんが豆を挽いてコーヒーを淹れてくれましたが、片手で挽けるカジュアルさに惹かれました。電動ミルとしては粒の大きさを均等にしやすいフラットカッター式にも惹かれるのですが、小さいものってそれだけで欲しくなるのでずるいですよね。裏庭で豆を挽くところから朝が始まるのもいいなあと消極的朝活のバージョンアップに思いをはせることになりました。




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