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ディープラーニングAIを活用したマルウェア防御機能「HP Sure Sense」を発表

日本HP、AIによるPCセキュリティー機能を搭載したモバイルワークステーション

2019年05月29日 17時30分更新

文● 市川

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 日本HPは5月29日、法人PCおよびワークステーションに対応する、ディープラーニングAIを活用したマルウェア防御機能「HP Sure Sense(エイチピー シュアセンス)」を発表。HP Sure Senseを搭載する製品として、モバイルワークステーションの新製品「HP ZBook 14u G6 Mobile Workstation」も発表した。

HP ZBook 14u G6 Mobile Workstation

 HP Sure Senseは、ディープラーニングAIを活用して、ランサムウェアの行動学習をもとにしたリアルタイム検知やゼロデイ攻撃に対する防御を実施。デバイスのパフォーマンスにあたえる影響力を最小限に抑えるという。既存製品の「HP EliteBook x360 1030 G3」と「HP EliteBook x360 1040 G5」はウェブからのダウンロードで対応。今後、対応製品を順次拡充する予定とのこと。

 あわせて、「HP Device as a Service(PCのライフサイクルをトータルでサポートするサービス)」の新たなサービスメニューとして、リアルタイムでマルウェアからの保護や脅威分析を提供するデバイス管理サービス「HPプロアクティブセキュリティ」を7月上旬に提供するとしている。

 HP Sure Senseを搭載するHP ZBook 14u G6 Mobile Workstationは、14インチのモバイルワークステーション。搭載プロセッサーの更新にくわえ、3D CAD設計やCGレンダリングの処理に最適なAMD Radeon Pro wX 3200を搭載している。最上位のクリエイターズモデルには、高輝度600nitならびに4K UHDのディスプレーも搭載し、約10億色の表示が可能とする。発売は7月上旬から。販売価格は18万5000円(税抜)から。

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