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今買うべきコンパクトスマホ4機種レビュー 第3回

隠れた実力派&良コスパのコンパクトスマホ「Pixel 3」「iPhone 7」

2019年04月10日 12時00分更新

文● 島徹 編集●ASCII編集部

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【持ちやすさチェック】片手で持ちながら文字入力しやすい

 横幅は68.2mm、厚さ7.9mmで、持った感じはiPhoneの6sから8シリーズを彷彿とさせる。操作性も同様で、画面の端まで親指が届かないにせよ、通常の操作や文字入力は片手持ちで問題なくこなせる。

 

 本体は7.9mmとスリムなうえ、背面はガラスで覆われており質感は良好だ。カメラ周りは透明ガラスだが、手で持つ部分は摺りガラス風の表面加工が施されており、滑りにくくしっとりとした質感となっている。

【性能チェック】Snapdragon 845搭載ながら性能は抑えめ

 Android搭載のライバル機種と同様にハイエンドCPUのSnapdragon 845を搭載し、メモリーは4GB。ただし、実際の処理性能は若干抑えとなる。一般的なSnapdragon 845搭載スマホは最大2.8GHzで動かしているのに対し、Pixel 3は最大2.5GHzに抑えて動かしているからだ。

 実際にベンチマークスコアも、他社のSnapdragon 845搭載モデルと比べて1~3割ほど低い数値となっている。これでも十分高性能だが、コンパクト&最高性能を求めるユーザーにとってはやや物足りないかもしれない。

 なお、3DMarkを実行した直後の発熱だが、背面の指紋認証センサーが40度前後にまで上がったものの、全体的には熱がすぐに引いていった。

 

 Snapdragon 845をフルスペックで動かさないこともあり、発熱も少ないものと思われる。一般的な使い方で極端な熱さを感じることは少ないだろう。

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