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タブレットやバーコードリーダー、自動釣銭機や決済端末など多数の機器を接続するレジ用途に対応

エプソン、Windows 10搭載のレシートプリンター「TM-T88VI-DT2/TM-T70II-DT2」

2019年02月05日 17時30分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 エプソンは2月5日、PC一体型レシートプリンターインテリジェントモデルとしてOSにWindow 10を搭載するハイスペック仕様の「TM-T88VI-DT2」と「TM-T70II-DT2」を追加。6月中旬より発売する。

 店舗において、安価な汎用タブレット端末をPOS用途で活用することが多くなっているなか、自動釣銭機や決済端末の設置といった接続機器が増えている現状に対応するため、レシートプリンターは複数のインターフェースを持つ必要性が高まっている。エプソンではPCボードを内蔵して各種インターフェースを備えるレシートプリンターを2012年から販売しており、今回のモデルはさらにスペックを強化したモデルとなる。

TM-T70II-DT2は既存オプションのプリンター&タブレット一体型スタンドにも対応。カウンター上で複数の周辺機器をまとめて設置できる

 CPUにインテルCore i3、OSにWindows 10 IoT Enterprise 2016 LTSBを搭載することでPOS運用をサポート。インターフェースには従来のUSB 2.0からUSB 3.0へ高速化(6ポート装備)、シリアルポートは1ポートから2ポートへ増設、HDMI×1ポートも装備。

 プリンター機能としては、TM-T88VI-DT2は紙幅58mmと80mmの選択が可能、TM-T70II-DT2は58mmモデルと80mmモデルがそれぞれ用意される。また、TM-T88VI-DT2は印刷速度を従来機の最大300mm/秒から最大350mm/秒へと高速化している。ボディーカラーはいずれもブラックとホワイトを用意。価格はオープンプライス。

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