秋の新製品シリーズ第2弾(いつまで続くのかはわからないけど)は、ニコンから出た超級望遠コンデジP1000をお借りして猫撮影にでかけてみた。
これがすごいのである。デカくて重くて、そのほとんどがレンズ。太くて長いレンズは、広角から超弩級望遠まで1本で賄えるのだ。史上最強の「125倍ズーム」なのである。そこまでいくとどのくらいデカく撮れるのか想像つかない。だいたい歩いていて肉眼で認識できるくらいの距離にいれば撮れちゃう。
冒頭の写真は10mくらいの距離に突然現れた猫。門からひょこっと出てきたと思ったら、こちらに気づいて立ち止まった瞬間の図。「う、あっちに行きたいのに人間がいるじゃないか、どうしようかな」って顔だ。
そこの近くで寝ている猫を発見。家を建て替えるために更地になった土地があり、そこで優雅に寝てる猫がいたのだ。人様の土地なので勝手に入るわけにはいかないわけで、猫的にも安全地帯。あまりに優雅なので遠くから3000mm相当で。ふふふ、このカメラなら猫を起こさない距離でそっと顔のアップを撮れるのだ。
遠くの猫をこっそり撮るにはいいが、猫がふわっと近づいてくるのは苦手。遠くに白いふさふさ猫(部分的にチャトラ入り)がいたので、これはチャンスだと超望遠顔アップ。
と思ったらこっちに歩いてきたので慌てて1000mm相当に落として撮影。いやもう、ふさふさッぷりがいいですな。1000mm相当でもかなりの望遠であるから、実はそんなに近くない。
さらに顔のアップを2連発。
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