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「世界初」にこだわったベライゾン、商用5Gを「宅内限定」で開始

Erin Winick

2018年09月13日 10時53分更新

記事提供:MIT Technology Review

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ヒューストン、インディアナポリス、ロサンゼルス、サクラメントの一部地域で、10月1日から次世代通信技術「5G」対応の無線サービスが使えるようになる。

「5Gホーム(5G Home)」と呼ばれるベライゾン(Verizon)の新プログラムは、世界初の商用5Gサービスだ。ネットワークの平均速度は約300メガビット毎秒(Mbps)、ピーク速度は約1ギガビット毎秒(Gbps)だという。同社が提供するFTTHサービス「 ベライゾン・フィオス(Verizon Fios)」の通信速度である100~500Mbpsに匹敵する。既存の「ベライゾン・ワイヤレス(Verizon Wireless)」の顧客は月額50ドル、ベライゾン・ワイヤレス以外の顧客は月額70ドルでサービスを受けられる。サービスの契約は、9月13日から受け付ける。

ただし、このサービスはモバイル5Gではない。現時点でサービスを提供するのはユーザーの家屋に限定しており、ファイバー・ネットワークが提供する通信サービスのスピードを超えるものではない。また、サービス提供地域は、冒頭に挙げた都市の一部が対象だ(サービス利用対象者かどうかはこちらで確認できる)。

真の次世代モバイル通信を展開する初の通信事業者となるべく順調に駒を進めているのは、2018年末までにサービスを開始するAT&Tとなる模様だ。Tモバイル(T-Mobile)とスプリント(Sprint)のサービスは2019年に登場し、同時にスプリントとLGエレクトロニクスが開発した5G対応携帯もお披露目となりそうだ。こういった事情であるから、今のところはベライゾンがリードしているものの、スポットライトを浴びていられるのは束の間かもしれない。

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