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Windows情報局ななふぉ出張所 第121回

画面の縦横比(アスペクト比)と持ちやすさの関係:

ソニーXperiaでわかる スマホの「横幅」が重要なワケ

2018年09月11日 09時00分更新

文● 山口健太

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 前回取り上げたソニーモバイルの「Xperia XZ3」は画面サイズが6.0インチになるなど、スマホの画面は大型化の一途をたどっています。一方、手に持ったときの感覚で言えば、「画面のインチ数」よりも「端末の横幅」のほうが重要です。

 最新スマホを毎日のように見比べている方には耳タコな話ではあるのですが、改めてこの話題を取り上げてみたいと思います。

■画面を縦横に伸ばしてきたXZシリーズ

 最近のXperia XZシリーズを振り返ってみると、2017年秋のXpera XZ1は5.2インチ、2018年春のXperia XZ2では5.7インチ、そして2018年秋のXperia XZ3では6.0インチへと、画面のインチ数は順調に拡大してきました。

 こうしたインチ数の比較では、あたかもスマホ自体が大型化している印象を受けます。しかし手に持ったサイズ感としては、極端には変わっていません。なぜなら、横幅はXperia XZ1が73mm、Xperia XZ2が72mm、Xperia XZ3が73mmと、ほぼ同じサイズを維持しているからです。

 背景には、スマホの画面トレンドの変化があります。Xperia XZ1まで長らく定番だった縦横比「16:9」は、Xperia XZ2から縦長の「18:9」に変わり、Xperia XZ3では有機ELの採用により画面端を曲げてきました。

 結果、Xperia XZ3では本体の側面も活用しながら、表示領域を横幅いっぱいに広げることに成功しています。

画面端を曲げることで、横幅いっぱいの画面を実現

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