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Windows情報局ななふぉ出張所第129回

真の全画面に向けて:

「ノッチなしスマホ」の魅力と課題

2018年11月06日 16時00分更新

文● 山口健太

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 スマホの画面上部の切り欠き(ノッチ)は、iPhone Xの採用をきっかけに、モバイル業界全体のトレンドになっています。一方、画面が単純な矩形ではなくなることから、賛否両論の多いデザインでした。

 そんな中、11月9日にはノッチのない全画面ディスプレーを実現したOPPOの「Find X」が日本でも発売されます。他にも、これまでにないアイデアで「ノッチレス」を目指すスマホが増えてきました。

●iPhone Xでトレンドになった「ノッチ」

 スマホ画面のノッチは「Essential Phone」が採用したことで世に知られるようになり、2017年の「iPhone X」で一般に普及。その後、Androidスマホのメーカー各社が続々と追従しました。

最新型「iPhone XR」のノッチ

 この秋に発表されたスマホを振り返ると、アップルの「iPhone XS」「iPhone XR」はもちろん、グーグルの「Pixel 3 XL」、ファーウェイの「HUAWEI Mate 20」シリーズなどがノッチを採用しています。

ファーウェイ「HUAWEI Mate 20 Pro」のノッチ
グーグル「Pixel 3 XL」のノッチ

 大手メーカーの中では、GalaxyシリーズやXperiaシリーズのようにノッチを採用しない端末のほうが珍しいほどです。

 画面の一部を切り取ったような形状のノッチは、表示領域が狭くなるため、損をした気分になることはたしかです。写真や映像を全画面に表示すると邪魔に感じることも多く、技術的に妥協した感も否めません。

 一方、画面周囲のベゼルとなるはずだった部分を表示領域として使えるようになり、OSやアプリの対応次第では情報量を増やせるメリットがあります。

 ノッチ部分にはフロントカメラやセンサーなどの部品を搭載。自撮りブームや顔認証により、こうした部品の重要性はどんどん高まっています。メーカーは「部品のスペースを確保しつつ大画面化の要求にこたえるにはどうするか」という課題に直面しているわけです。

OPPO「R17 Neo」は水滴型ノッチを採用した

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