さとうなおきの「週刊アジュール」 第51回

Azure App ServiceがWindowsコンテナーをサポート

GitHubとデータ統合サービス「Azure Data Factory」が統合

Visual Studio App Center：Android 9 Pie

　Visual Studio App Centerは、iOS、Android、Windows、macOSアプリケーションのビルド、テスト、配布、監視のためのサービスです。

　Visual Studio App Centerが、リリースされたばかりのAndroid 9 Pieをサポートしました。

　詳細は、ブログポスト「Visual Studio App Center Test: Android 9 Pie Support, 3000+ Real Devices, Improved Test Notifications and More」をご覧ください。

Visual Studio App CenterのAndroid 9 Pieサポート

Azure Cosmos DB：JavaScript SDK 2.0

　Azure Cosmos DBは、複数のデータモデル/APIをサポートしたグローバル分散型のNoSQLデータベースサービスです。

　Azure Cosmos DBのSQL API向けのJavaScript/Node.js SDKのバージョン2.0のパブリックプレビュー/リリース候補（RC）がリリースされました。

　JavaScript SDK 2.0では、新しいオブジェクトモデルが導入され、非同期処理のためのpromiseがサポートされました。バージョン2.0から、SDKがオープンソース化されました。

　詳細は、ブログポスト「New Azure #CosmosDB JavaScript SDK 2.0 now in public preview」、ドキュメント、GitHubリポジトリをご覧ください。

JavaScript SDK 2.0を使ったコード例

Azure SQL Database：予約容量

　Azure SQL Databaseは、SQL Serverベースのリレーショナルデータベースサービスです。

　Azure SQL Databaseで、予約容量（reserved capacity）がGA（一般提供）になりました。

　予約容量は、Azure SQL Databaseの単一データベース、エラスティックプールに対して、7月にGAになっていた仮想コア価格モデルを使う場合、仮想コアを1年、または3年予約して前払いすることで、最大33%、コストを削減することができます。

　ソフトウェアアシュアランス（SA）付きのSQL Serverライセンスをクラウドに持ち込める「Azureハイブリッド特典」を併用することで、最大80%コストを削減することができます。

　今後、Azure SQL Databaseの単一データベース、エラスティックプールに加えて、Azure SQL Database Managed Instanceもサポートされる予定です。

　詳細は、ロードマップ「Save up to 80 percent with reserved capacity and Azure hybrid benefit」、ブログポスト「Announcing general availability of Azure SQL Database reserved capacity」、ドキュメント、Azure SQL Databaseの価格ページをご覧ください。

Azure SQL Databaseの予約容量