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インターフェースが豊富なのも魅力

性能と使い勝手のよさが光る、堅牢で上質なデザインの15.6型ノートPC

2018年06月24日 10時00分更新

文● 山口優 編集●八尋/ASCII

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デルの「New Inspiron 15 5000(AMD)プラチナSSD」

 デルの15.6型ノートPC「New Inspiron 15 5000(AMD)」のラインアップに、最上位モデルとなる「プラチナSSD」が加わった。APUにRyzen 7 2700Uを採用し、ストレージに高速なPCIe接続のSSDを搭載するなど、性能を追求した仕様になっている。今回、その実機を試す機会を得たので、外観や使い勝手、パフォーマンスなどを2回にわたって紹介していこう。

上質なデザインと充実したインターフェースが特徴

 デルのメインストリームノートパソコンのなかでも、コストパフォーマンスのよさで注目を集めるNew Inspiron 15 5000(AMD)シリーズ。普段使いに十分な性能を備えながら、7万797円(6月23日時点でクーポン利用時、通常価格は8万5298円)からというリーズナブルな価格を実現した「スタンダード」モデルと、基本性能の高さが魅力的な「プレミアム」モデルが先行して発売されているが、そのラインアップにフラグシップモデル「プラチナSSD」が加わった。

 同シリーズは、本体のデザインや搭載するインターフェースなどは共通で、プロセッサーやグラフィックス、ディスプレーの解像度、メモリー搭載量、ストレージの種類などがモデルにより一部異なっている。おもなスペックは次の表の通りだ。

New Inspiron 15 5000(AMD)のスペック
機種名 スタンダード プレミアム プラチナSSD
プロセッサー Ryzen 3 2200U(2.5GHz/最大3.4GHz、2コア4スレッド) Ryzen 5 2500U(2GHz/最大3.6GHz、4コア8スレッド) Ryzen 7 2700U(2.2GHz/最大3.8GHz、4コア8スレッド)
グラフィックス Radeon Vega 3 Radeon Vega 8 Radeon Vega 10
メモリー 4GB(DDR4、2400MHz) 8GB(DDR4、2400MHz) 16GB(DDR4、2400MHz)
ストレージ 1TB HDD(5400rpm) 1TB HDD(5400rpm) 512GB SSD(PCIe)
ディスプレー HD(1366×768ドット) フルHD(1920×1080ドット) フルHD(1920×1080ドット)

 New Inspiron 15 5000(AMD)のカラーバリエーションはプラチナシルバー、ブラック、ローズゴールド、ホワイト、リーコンブルーの5色が用意されているが、「スタンダード」モデルはプラチナシルバーのみでほかの色は選べないので注意。試用機はリーコンブルーで、光のあたり具合によって青みがかった銀色に見えたり、ダークグレーに見えたりする上品な色で、カジュアルな服装にもスーツ姿にも合いそうだ。

カラバリは5色あり、今回はその中のリーコンブルーを試せた。筐体は樹脂製だが、メタリック調の表面加工が施されており高級感ある仕上がりになっている

 New Inspiron 15 5000(AMD)の筐体は樹脂製だが、メタリック調の表面処理が施されているため安っぽさは感じられない。天板は粒状感のある梨地風の仕上げ、キーボード面はヘアライン仕上げになっており、指紋などの汚れや擦り傷も目立ちにくくなっている。

 本体の厚みは22.7mm、重量は約2.221kgと決してコンパクトではないが、天板やボトムケースに凹凸が少ないため、カバンなどへの収まりはよい。このクラスのノートパソコンを出先に持ち運んで使う機会はあまりないと思うが、ACアダプターが小型軽量なので、万一出張や旅行などに持っていく場合でも比較的かさばらないのはありがたい。

 New Inspiron 15 5000(AMD)のインターフェースは、HDMI 1.4a×1、USB 3.1端子×2、USB 2.0端子が搭載されている。また、光学式ドライブ(DVDスーパーマルチドライブ)とSD/SDHC/SDXCに対応した3-in-1 SDカードリーダーも装備。通信規格は、無線LAN(802.11ac/a/b/g/n)と、有線のLAN端子(1000BASE-T)、Bluetooth 4.1に対応している。USBポートが計3基と余裕があり、最近のノートでは省略される場合が多い光学式ドライブや有線LAN端子などが内蔵されているのはうれしいポイントだ。

本体左側面には、HDMI 1.4a×1、USB 3.1端子×2、有線LAN端子、コンボヘッドフォン/マイク入力ジャックが搭載されている
本体右側面には、DVDドライブと3-in-1 SDカードリーダー、USB2.0×1が搭載されている
トレイ式のDVDスーパーマルチドライブが内蔵されている

 ちなみに、電源コネクターの横にはバッテリーステータスライトが搭載されており、充電状況が確認できる。バッテリー駆動の場合は、充電量が5%以上のときは消灯しているが、充電量が5%未満になるとオレンジになる。また、電源駆動時は、充電量が5%以上になるとホワイト、フル充電されると消灯するようになっている(HDDを搭載する「スタンダード」や「プレミアム」モデルの場合は、Fnキー+HキーでHDDアクセスランプにも変更できる)。

堅牢性が高く使い勝手に優れた本体

ディスプレーはTN方式のため、観る角度によっては色味や輝度が変化してしまうが、グレアパネルのため映り込みは少ない

 New Inspiron 15 5000(AMD)のディスプレーはノングレアでTN方式の15.6型が採用されており、IPS方式に比べると視野角が狭く色度変異がやや大きめ。とくに上下の視野角が狭いため、画面の角度を適正に調節しないと色の観え方が結構変わってしまう。机の上に置いて使う場合はあまり問題ならないが、膝の上や新幹線の座席テーブルなど限られたスペースで使用する場合はちょっと見づらくて不便に感じるときもあるだろう。

 ディスプレーは最大135度まで開けるが、ヒンジがかなり頑丈にできており、微妙な角度調節がしやすいのは好印象。デルでは2万回開閉してもヒンジに緩みがないのを確認しているとのことなので、長期にわたって安心して使えそうだ。

 耐久性が高いのは、キーボードやタッチパッドのボタンも同じ。使用頻度の高いキーは1000万回、タッチパッドのボタンは100万回タッチするテストをクリアしているという。ちなみにキーボードは防滴になっており、飲み物などをこぼした場合でも故障しにくくなっているのはうれしいポイントだ。

 実際に文章作成などに使用してみた印象では、各キーとも程よいクリック感があってキーストロークが浅めのわりにはタイピングしやすかった。また、テンキーも標準装備されており、数字などの入力もスムーズ。タッチパッドの面積が広いためジェスチャーがしやすいのも好印象だった。

キーボードはキーストロークは浅めだが打鍵感はよく、長文作成もスムーズ

 なお、キーボードの右上には電源スイッチが搭載されているが、このスイッチには指紋認証センサーが内蔵されており、Windows Helloの生体認証機能を利用可能。ログイン画面でわざわざパスワードを入力しなくてもセンサーに指をタッチするだけですむのはやはり便利だ。

キーボードの右上には、指紋認証センサーが内蔵された電源スイッチが搭載されている
Windows Helloの生体認証機能を利用可能

 しかも電源スイッチを押したあと指をタッチしたままにしておけば、指紋認証も可能なので、電源投入時やスリープ復帰時などにほぼワンアクションですぐデスクトップを表示させて使えるようになる(電源スイッチを押した後、わざわざいったん指を離して再度当てる必要がない)。この辺りのスマートな使い勝手も本製品の魅力といえるだろう。

 耐久性に優れた筐体や上質なデザイン、使い勝手のよさが魅力的なデルの15.6型ノートPCNew Inspiron 15 5000(AMD)プラチナSSDモデル。次回は下位モデル「プレミアムモデル」などと比較しながら、パフォーマンスをチェックしていく。

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