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インターフェース充実、DVDスーパーマルチドライブも内蔵

DVDも観られる! Ryzenで価格リーズナブルな15.6型ノートPC

2018年06月05日 09時00分更新

文● 山口優 ●編集八尋/ASCII

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「New Inspiron 15 5000」

 デルから15.6型ノートパソコンの新製品「New Inspiron 15 5000」が登場した。AMDのRyzenプロセッサーとRadeon Vegaグラフィックスを搭載しており、リーズナブルな価格ながらパフォーマンスに優れているのが大きな特徴だ。

 また耐久性の高い筐体に、USB端子やHDMI端子、有線LAN端子、SDカードスロット、光学ドライブなど充実したインターフェースを搭載しており、1台でホームユースからビジネスユースまでさまざまなシーンに対応できる。今回、New Inspiron 15 5000を試す機会を得たので、外観や使い勝手、パフォーマンスなどを2回にわたって紹介していこう。

洗練されたメタリック調ボディーが印象的

 New Inspiron 15 5000は、デルのコンシューマー向けノートパソコンブランド「Inspiron」のなかでも性能バランスに優れたシリーズ。インテルのCoreプロセッサーを採用したモデルと、AMDプロセッサーを採用したモデルの2種類が用意されており、用途や予算に応じて好みのタイプを選択できる。

 今回登場したNew Inspiron 15 5000は、Ryzan 3 2200U/Ryzen 5 2500Uを搭載したモデルがあり、性能の高さにもかかわらず最小構成時には8万5298円という手頃な価格が特徴になっている。

カラーバリエーションはプラチナシルバー、ブラック、ローズゴールド、ホワイト、リーコンブルーの5色。試用機はローズゴールドモデルを試せた

 Inspironsは売れ筋のシリーズということもあり、筐体デザインが洗練されている。カラーバリエーションもプラチナシルバー、ブラック、ローズゴールド、ホワイト、リーコンブルーの5色をラインアップ。試用機はそのうちローズゴールドモデルのモデルだったが、ローズというよりはカッパー(銅)に近い落ち着いた温かみのある色合いで、スーツ姿の男性が持っていても違和感は少なそうだった。

 ちなみに、ラインアップは大きく分けると「スタンダード」と「プレミアム」の2種類あるが、ケースカラーを選択できるのは「プレミアム」で、「スタンダード」はプラチナシルバーのみとなる。そのほかの違いは以下の表のとおり。

New Inspiron 15 5000のラインアップ
機種名 スタンダード プレミアム
プロセッサー AMD Ryzen 3 2200U(2.5GHz/最大3.4GHz、2コア4スレッド) AMD Ryzen 5 2500U(2GHz/最大3.6GHz、4コア8スレッド)
グラフィックス Radeon Vega 3 Graphics Radeon Vega 8 Graphics
メモリー 4GB(DDR4、2400MHz) 8GB(DDR4、2400MHz)
ストレージ 1TB HDD(5400rpm) 1TB HDD(5400rpm)
ディスプレー HD(1366×768ドット) フルHD(1920×1080ドット)
ケースカラー プラチナシルバー ホワイト、ローズゴールド、ブラック、プラチナシルバー、リーコンブルー

 いずれの機種も本体は樹脂製だが、メタル調の表面加工が施されており、高級感のある仕上がりになっている。天板やボトムケースにあしらわれたロゴもプリントではなく掘り込みによるもので、チープさは感じられず洗練された雰囲気が漂う。

天板やボトムケースは樹脂製だが、メタリック調の表面加工が施されており、高級感ある仕上がりになっている
天板や底面のロゴはプリントではなく掘り込みになっている

 本体の厚みはおよそ22.7mmと、15.6型クラスのマシンとしては比較的薄めの方だが、天板、ボトムケースともに剛性はかなり高く、多少ひねりを加えた程度ではビクともしない。ヒンジも頑丈で程よい硬さがあり、ディスプレーの角度調節がしやすかった。

本体の厚みは22.7mmと15型クラスのノートパソコンとしては比較的スリムな方だが、剛性は高い

 ディスプレーはTN方式が採用されている。IPS方式に比べると視野角が狭く、斜め横から画面を見た際の色や輝度の変化がやや大きめなのが少々残念。もっとも、正面から見たときの色再現性は十分高く、ウェブブラウジングやビジネス文書の作成、ちょっとした写真編集など、日常的な用途で不満はなかった。

 液晶はアンチグレアパネルが採用されており、外光や照明の映り込みは少ない。またパネル周囲のベゼル部分もマット仕上げになっており反射が抑えられている。日中、窓際の机などで作業していても表示内容に集中しやすいのはうれしいポイントだ。

充実したインターフェースを搭載

光学式ドライブを内蔵している

 最近は光学式ドライブを省略したノートの割合が増えてきているが、データのバックアップや映画の鑑賞、CDからの音楽の取り込みなど、光学式ドライブがあったほうが便利な場面はまだまだ多い。本製品にはDVDスーパーマルチドライブが内蔵されており、DVDおよびCDの読み込みと書き込みが直接できる。デジカメで撮った写真をディスクに保存して友達に渡したり、取引先に資料データを記録したディスクを渡したりする際に、外付けドライブを用意しなくてすむのはありがたい。

 加えて、SD/SDHC/SDXCに対応したSDカードリーダーも装備されている。もちろん、アダプターを介せばmicroSDカードの読み書きも可能だ。デジカメの撮影データ取り込みや、スマートフォンやタブレットのデータをやりとりするのに便利だ。

 このほか、インターフェースはHDMI、USB 3.1×2、USB 2.0×1が搭載されている。USBポートの数に余裕があるのは、外付けハードディスクやUSBメモリーなどの周辺機器を利用する際に便利だ。

本体右側面にDVDスーパーマルチドライブとSDカードリーダー、USB 2.0が搭載されている
本体左側面には、HDMI、USB 3.1×2、有線LAN×1、コンボヘッドフォン/マイク入力端子が搭載されている

 通信関連は、無線LAN(IEEE 802.11ac/a/b/g/n)と有線LAN(1000BASE-T)、Bluetooth 4.1に対応している。ディスプレーの上部ベゼルには0.92メガピクセルのウェブカメラも内蔵しており、静止画や720pのHD動画が撮影できる。

 キーボードは各キーが分離独立したアイソレーションタイプが搭載されている。キーピッチは約19mmで、クリック感がしっかりあり、キーストロークが浅めの割にはタイピングしやすい印象。打鍵音も比較的静かなので、会議や打ち合わせ時に使う際も周囲にあまり気を遣わなくてすむ。テンキーが標準装備されているのは、Excelなどで数値入力を多用するユーザーにはうれしいポイントだ。

キーボードはキーストロークは浅めだが、キーピッチが約19mmあってタイピングしやすい

 キーボードの右上には、指紋認証センサー機能搭載の電源スイッチがある。事前にWindows Helloで指紋を登録しておけば、パスワードなどを入力せずとも指を置くだけでサインインできるのが便利だ。実際にOSの起動時やスリープからの復帰時に試してみたが、認識スピードが速く、待たされずにデスクトップが表示された。ビジネスシーンではとくに役立ちそうだ。

 メタリック調の洗練された外観が魅力的なNew Inspiron 15 5000。今回は外観や使い勝手を中心に紹介したが、次回は気になるパフォーマンスをチェックしていこう。

試用機の主なスペック
機種名 New Inspiron 15 5000(AMD)プレミアム
CPU Ryzen 5 2500U(2GHz/最大3.6GHz、4コア8スレッド)
グラフィックス Radeon Vega 8 Graphics
メモリー 8GB(DDR4、2400MHz)
ストレージ 1TB HDD(5400rpm)
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレー 15.6型ワイド(1920×1080ドット)、ノングレア
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1
インターフェース USB 3.1(Gen 1)端子×2、USB 2.0端子、HDMI端子、コンボヘッドフォン/マイク入力端子、SDカードリーダー、有線LAN端子、Nobleロック・セキュリティースロット
サイズ/重量 およそ幅380×奥行258×高さ22.7mm/約2.221kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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