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自動販売機を英語で言うと? 自販機の小ネタQ&A

自販機の当たりは1日に何本出る? 売上本数から考えると…

2018年05月14日 17時30分更新

文● ナベコ

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 ごきげんよう、アスキーの飲食情報担当ナベコです。暑い日は街中で冷たいジュースを飲む機会が多くなります。そんな時にお世話になるのが飲料の自動販売機(以下、自販機)。日本は世界でも有数の自販機大国。日本自動販売システム機械工業会の統計によると、日本の飲料自販機の設置数は2017年12月末で244万3800台です。国内のコンビ二の数が約5万8000軒ほどなので、比較するとものすごい台数です。

 そんな自販機は街中に当たり前のようにありますが、当たり付き自販機は本当に当たるのか? お金がたまに戻って来てしまう理由は? など気になることはありませんか? 自販機にまつわるちょっとした疑問を飲料メーカーの中でも自販機の販売チャネルが強いダイドードリンコに問い合わせてみました。

※ダイドードリンコは飲料売上の内約8割が自販機チャネルによる売上。

自動販売機の当たりってどれくらい出るの?

 ダイドードリンコというとスロット付きの自販機の先駆け。他社でもスロット付きの自販機はありますが、ダイドードリンコは多くの自販機に当たり付き機能を搭載し、積極的に活用しています。飲料を買うと自動的にスロットが回って、当たりが出るとその場でおまけの飲料がもらえるというもの。、SNSで「自販機 当たり」というワードで検索すると、日によっては何件も「当たった」という投稿が見られます。

 では、当たりはどれくらい出るのでしょうか? 問い合わせてみました。


Q.自販機の当たりが出る確率は?

A.自販機ごとに設定が異なりますが、最高でも景品表示法に従った範囲(購入金額の2%)に設定しています。


 なるほど、自販機の当たりはあくまで「景品」とのことです。雑誌などの読者プレゼントと同じ扱いなのですね。一見、景品は当たった人の利益であるように思えますが、過大な景品付き販売が消費者の不利益に繋がる可能性もあるため、景品を制限する景品表示法(正式には、不当景品類及び不当表示防止法)が存在します。

 一般懸賞景品の制限の内容は「懸賞に係る売上予定総額の2/100」。これ以上の額の景品を出したらアウトなので、自販機の当たりもあくまで景品表示法内。ちなみに、実際にどのくらいの確率で当たるか、アスキーでは「東京大神宮の境内の自販機で試してみた」という記事で検証しています!

 自販機がどれくらい売れているのかも当たりの数に関わってくるので気になりますね。そこで、こんな質問もしてみました。


Q.自販機で飲料は1日どれくらい売れるの?

A.天候や場所によって大きく変化しますが、多い日だと1日に1000本くらい売れる自販機もあります。その自販機は1日に何度も飲料補充が必要なので対応しています。


 1日に1000本も! 景品表示法は売上金額にかかるものですが、仮に飲料の価格がみな同じだとすると1000本の2%は20本。そういった自販機だと1日に20本くらい当たりが出ているかもしれません。

自販機は英語でなんていうの?

 日本にいると当たり前のように街中で見かける自販機。海外では、屋外では設置が少なかったり、冷たい飲料と暖かい飲料の両方に対応している自販機が少なかったり、国ごとに自販機事情が異なるようです。そんな自販機は、英語でいうとなんというのでしょうか?


Q.「自動販売機」は英語で?

A.「vending machine」と言います。また駅などにある券売機は「ticket-vending machine」もしくは、「ticket machine」と言います。


 「vending(ベンディング)」が販売を意味し、自動販売機は「vending machine(ベンディングマシン)」と言うそうです。自販機事業のことをベンダー事業とも言いますね。また、「vending machine」は飲料やお菓子の自販機という意味が強く、券売機などを表す時は「ticket(チケット)」をつけるようです。

自販機に硬貨やお札が入らない時はどうしたらいい?

 自販機でよくあるのが、小銭やお札が認識されず戻ってきてしまうというトラブル。そんなときはどうしたらいいのでしょうか?


Q.自販機に硬貨やお札が入らない理由は? 入らない時はどうしたらいい?

A.センサーの精度が非常に高いので、大きな傷や汚れがあるコインは正しく認識されない可能性があります。対処策としては、硬貨はなるべく新しい硬貨が望ましいです。お札はシワシワが多いものは返却されるのでシワを伸ばして使用ください。また紙幣が濡れている場合は、自販機から返却されない可能性もあるので特に注意が必要です。完全に乾いたものをご利用ください。


 自販機のお金が戻ってくるのはセンサーが機能しているからのようです。硬貨は製造年が昔の物だとすり減っている可能性があるので、新しいもののほうが望ましいとのこと。驚いたのは濡れた紙幣。自販機からうまく戻ってこない可能性もあるそうです。私のまわりでは自販機のお金を入れたけど戻ってこなかったというのは聞いたことありませんでしたが、雨などに濡れてしまった紙幣をびしょびしょのまま自販機に入れないよう、注意をしてみましょう。

マンガやアニメで見かけるけど……

アニメやマンガでたまにある自販機を蹴るシーン……。

 フィクションの世界で、自販機を蹴って飲料を出したというシーンを見かけたことがあります。まさかとは思いますが、実際に力押しで自販機から飲料を出すことはあるのでしょうか?


Q.自販機を蹴ったり叩いたりして飲料が出てくることはありますか?

A.ありません。他のお客様が利用できなくなることもあるのでおやめ下さい。


 やはり、実力行使で飲料を出すのはフィクションの世界限定のようです。自販機を蹴っても良いことは一切なさそうなので、くれぐれもマネをしないようにお気を付けください。

おつりのバーを下げ続けるとライトが光る?

 自販機はおつりのところを押し続けると点検用にライトが光るという噂があります。試したことがある人もいるかもしれませんが、これは本当でしょうか?


Q.自販機のおつりのバーを下げ続けるとライトが光るって本当?

A.今の自販機にはそのような機能はありません。昔は一部の機種で蛍光灯の球切れ確認ができる機能もあったようですが、現在はLED化が進んでいることもあり、そのような機能は不要となりました。


 確かに、私が子供のころに試したところ光る自販機はありましたが、今いくつかの自販機のおつりバーを下げ続けたところ、いずれも特に光ることはありませんでした。なるほど、LEDが普及したことで自販機の機能も変わってきているのですね。



……いかがでしたか? 知ってそうであまり知られていない(かもしれない)自販機のネタ。自販機を利用したことがないという人はいないほど普及しているマシンですが、意外に世界は奥深いです。話のタネにいかがでしょうか。



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