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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第553回

超広角レンズで我が家の棚の上の猫を撮る

2018年03月31日 10時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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棚の上に飛び乗って部屋中を見渡して満足してるかふか(2018年3月 富士フイルム X-T2)
棚の上に飛び乗って部屋中を見渡して満足してるかふか(2018年3月 富士フイルム X-T2)

 今回はうちの「かふか」の話。

 保護されたばかりの子猫だったかふかを引き取ってきたのが2008年8月なので、今年でちょうど約10年になる。

 やや長毛種がまじってるのかほわほわしてて可愛いわけだが(だいたいどの飼い主も自分ちの猫が一番可愛いと思ってるんだけど)、唯一の欠点が、極端に「びびり」だということ。宅配便が呼び鈴を鳴らすだけで、脱兎のごとく逃げていき、隠れるのである。

 こんな感じ。

寝室の隅のさらに奥に隠れて外の様子を伺ってるかふかをこっそり撮影。とにかく隠れてるのである(2018年2月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)
寝室の隅のさらに奥に隠れて外の様子を伺ってるかふかをこっそり撮影。とにかく隠れてるのである(2018年2月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)

 わかります? 部屋の隅に置いてある棚と本棚のわずかな隙間に隠れて外の様子を伺うのである。

 テレビの裏もお気に入りの隠れ場所。

 部屋の角にテレビを斜めに置いてるので、テレビ台の裏に三角形のデッドスペースがあるのだ。そこは無数のケーブルがうごめき、たゆたい、絡まり合っている危険地帯なのでできれば入ってほしくないのだが、逃げ込まれてしまってはしょうがない。

隠れたところを上から覗き込んだらニラまれてしまった。見ての通り、ここに隠れられてケーブルが抜けたりプラグが抜けたりすると非常に困るのだが、隠れ場所にはちょうどよい広さなのだ(2018年2月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)
隠れたところを上から覗き込んだらニラまれてしまった。見ての通り、ここに隠れられてケーブルが抜けたりプラグが抜けたりすると非常に困るのだが、隠れ場所にはちょうどよい広さなのだ(2018年2月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II)

 おかげで客が来ると隠れて出てこないので、猫好きの友人が遊びに来たときは申し訳なく思っております。

 で、そんな気が小さいかふかなのであるが、先日、この10年間一度も上らなかった場所に突然現われたのである。

 高さ180cmほどのラックの上。私がずっと昔からパソコンやモニターやプリンターやルーターやHDDや資料を置いている、つまり仕事スペースだ。「びびり」なので、いろいろ散らかってる場所には近寄らなかったのである。

 でも10年目にして突然、ラックの上に現われたのだ。びっくり。

 しかも、かふか的には「行ってはいけない場所にこっそり行ってみた」感じらしく、目が合うと慌てて飛び降りるのである。上にいるとこを撮りたいのに。

 カメラを向けた瞬間にバレた、ヤバいってんで慌てて飛び降りるので、やっと撮れた写真がこれ。

今まさに飛び降りんとする瞬間のかふか。シャッタースピードを上げたセッティングにしておいてよかった。よく見るとうまいこと後ろ足を角にひっかけてる(2018年3月 富士フイルム X-T2)
今まさに飛び降りんとする瞬間のかふか。シャッタースピードを上げたセッティングにしておいてよかった。よく見るとうまいこと後ろ足を角にひっかけてる(2018年3月 富士フイルム X-T2)

 もしかしたら、気づかなかっただけで以前からこっそり上っては下りていたのかもしれない。猫は高い場所が好きだし、今のところ、家の中で一番高い場所といえばいえるし。

 そこで室内でもシャッタースピードを上げられる明るい単焦点レンズを装着し、常にSDメモリーカードを入れたままにしてすぐ撮れる態勢を確保。

 やっと撮れたのが冒頭写真である。

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