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声優・小倉唯さん、作曲家・多保孝一氏に聞く

家族の総力も結集!? 小倉唯の初監修プレーヤーはこう生まれた!

2018年03月23日 11時00分更新

文● ASCII

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差し色として、男性・女性どちらが持ってもおしゃれかな

── デザインについてのこだわりは?

小倉 色はわたし自身のパーソナルイメージに寄せたピンクです。ただしピンクでも、男女問わず、持ってもらいたいので、濃い目にしたのがこだわりです。淡い色も候補にあったのですが、より女性感が出てしまうな、と。差し色として、男性・女性どちらが持ってもおしゃれかなと思います。差し色大事だと思うので(笑)。

── 監修時のエピソードがあれば。

小倉 やはり印象に残っているのは姉と一緒に共同作業できたことですね。年末年始に実家に帰った際、デザインを詰めていく作業をしたのですが、話し合っているうちに、ほかの家族も一緒になって意見を出し合うことになりました。そういう意味では、姉妹のコラボレーションであり、小倉家の作品とも言えると思います。細かいやりとりを通じて、姉妹の絆も深まりました。

 Yui Oguraというロゴの文字については、最初「O」が、女性らしいハートのようなラブリーなデザインだったのですが、ターゲットに男性も入るということで、宇宙をイメージするものになりました。「ここをもうちょっと」と意見を出して直してもらったりとかしましたね。

── 過去の曲をAK70 MKIIで聴いてびっくりしたそうですが。

小倉 セカンドアルバムの楽曲を聞きました。ライブではイヤモニを通して聴きますが、それに近い感覚で。市販の機器でもここまで聴けるというのにビックリして。イヤモニは、すごく高価なものだし、密着度も高いですが、それと同じと言っても過言がないぐらいの音質でした。(ライブで小倉さんが聴いている音の感覚を共有できるという質問に)そうかもしれないですね。

── 最後に読者や「AK70 MKII Yui Ogura Edition」を手にするユーザーさんにひとこと。

小倉 わたし自身のコラボレーションで出させていただいた製品ですし、多保さんをはじめ、いろんな方の協力で実現した作品でもあります。楽曲にはわたし自身の新しい側面や楽曲性をこめ、みなさんの人生観がひろがるような深みのあるものになっていると思います。わたしのファンの皆さんももちろんですが、人生の財産として、音楽が好きな方にも魅力を感じていただきつつ聴いてもらえればと思っています!

── ありがとうございました。

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