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21.5型ディスプレーを一緒に購入しても10万円以下、およそ幅96mmで設置しやすい

新生活の前にPC買った? 8万円台Office付きスリム型PCが高コスパでいいよ

2018年03月22日 11時00分更新

文● 八尋/ASCII

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WordとExcelは快適動作
より快適に使いたい場合はメモリーとストレージを強化するのもあり

 SOLUTION-S037-i3-UH Office SETは、Core i3-8100、4GBメモリー、1TB HDDという構成だ。この構成でどれだけOfficeが快適に動作するのか、まずはベンチマーク結果からみていこう。

 パソコンの総合的な性能を測る「PCMark 10」では、3184という結果だった。詳細を見ていくと、基本性能を示すEssensialsが5868、ビジネスアプリケーション性能を示すProductivityが5441、コンテンツ制作における性能を示すDigital Content Creationが2747だった。Officeを使ううえで注目したいのは、Productivityの結果。しっかり5000を超えており、WordやExcelは問題なく使用できるレベルのスコアだ。

「PCMark 10」

 また、PCMark 8のApplicationsも計測。Applicationsは、実際のアプリケーションを使ってシナリオを実行する所要時間を計算する。例えば、Wordの場合はソフトの立ち上げ、編集元ドキュメントを開く、編集先ドキュメントを新ウインドウで開くといったシナリオが用意されており、それぞれの段階の所要時間を計測し、最終的に相乗平均をとって平均処理時間を算出する。結果は、Wordが1.46s、Excelが1.57sとなった。Excelのテストでは最大で4.62MBのファイルが扱われるが、この程度のファイルサイズであれば動作が重い、遅いとは感じないだろう。

Wordのシナリオを実行して所要時間を計算Excelは最大で4,62MBのファイルを扱う
Wordが1.46s、Excelが1.57s

 実際にWordとExcelを使用してみたが、Wordはウェブページを開いたり、動画閲覧をしながらの文章作成でもまったく問題なかった。Excelは、実際に会社の資料を開いてみたり、その資料を編集したりしてみたが、とくに遅いなと感じる場面はなかった。

 ただExcelの場合、大量のデータを使って分析するといった重い作業をおおく実施する場合には、メモリーを増設したほうがいいかもしれない。なお、メモリーはプラス5980円で8GB(4GB×2)にできる。また、PowerPointを使ってプレゼン資料などを使う場合、複数枚の写真を貼ったり、YouTubeのリンクを貼ったりする場合もあるため、その場合はメモリーの容量に加えてストレージをSSDに変更するのもありだ。

予算に余裕があれば、メモリーを8GBにしよう。なお、シングルチャンネルより4GB×2のデュアルチャンネルのほうを選ぶことをオススメする
起動やデータの読み込みを高速にしたい場合はSSDを選択しよう
M.2接続のSSDも選択可能

 ではCPUの性能はどうなのか、CGのレンダリング性能からCPUの速度を測り、独自の「cb」というスコアを算出してくれる「CINEBENCH R15」を計測してみた。結果は、すべてのコアを使う「CPU」が602cb、1つのコアだけを使う「CPU(Single Core)」が157cbというスコアに。CPU以外のスペックが異なるのであくまで参考程度だが、Kaby Lake世代の性能をチェックした加藤勝明氏の記事内のスコアーと比べてみると、602cbというCPUのスコアは、Core i5-7400とCore i5-7600の間のスコアとなっている。

「CINEBENCH R15」の結果

 ストレージの速度を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで163.1/秒という結果に。HDDを採用しているのであまり速くはないが、撮影した写真や動画を大量に保存しておきたいという人には、1TBあるというのはうれしいポイント。起動やデータの転送などを高速にしたいのであれば、SSDに変更するといいだろう。

「CrystalDiskMark」

 Office Professional Premiumが標準で付属し、これだけの性能で8万円台で購入できるのであれば、コストパフォーマンスは高いといっていいだろう。WordやExcelを快適に使用できる性能は持っているが、もう少し予算が許すのであればメモリーやストレージをカスタマイズして、より快適なマシンにするといい。