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ファーウェイ通信第63回

進化したLeicaダブルレンズカメラの実力はどう?

AIで強化されたハイエンドスマホ 「HUAWEI Mate 10 Pro」のカメラを試す!

2017年12月20日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII編集部 編集● ASCII編集部

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 国内のSIMフリースマホ市場をリードする、ファーウェイの魅力的な製品を詳しく紹介している「ファーウェイ通信」。今回は話題のハイエンドモデル「HUAWEI Mate 10 Pro」のカメラ性能を詳しく見ていく。あわせて、同時発表されたSIMフリースマホ「HUAWEI Mate 10 lite」についても紹介する。

Leicaダブルレンズカメラを搭載していること自体は、これまでのファーウェイ製ハイエンドスマホと同じだが、今回はさらにAIによって機能が高められているのだという

ハイエンドSIMフリー機「HUAWEI Mate 10 Pro」
CPUにディスプレー、バッテリーと、スペックはすべて最強クラス

 ファーウェイの最新ハイエンドSIMフリースマホ「HUAWEI Mate 10 Pro」が今月初頭に発売された。発売直後に量販店で品薄になるなど人気を集めている。同機の注目機能のうち、今回はさらに進化したLeicaダブルレンズカメラを中心にレビューしていくが、まず最初にスペックとデザインについてあらためて紹介しておこう。

縦長のディスプレーに美しい筐体。ハイエンド機らしいたたずまいだ

 スペック面で必ず注目すべき部分は、AI演算に特化したコアを内蔵する最新CPU「HUAWEI Kirin 970」だ。HUAWEI Kirin 970は、8コアのCPU(Cortex-A73 4×2.36GHz+Cortex-A53 4×1.8GHz)を中心に、12コアのGPUとNPU(Neural-network Processing Unit)を搭載している。従来の「HUAWEI Kirin 960」との比較では、通常の処理での電力効率が20%アップするなど、もちろん性能が高まっているのだが、より注目したいのはNPUの方だ。

 このNPUはやや聞き慣れない単語だが、AI演算を専門に行なっている。同じAI計算のシナリオを処理させた場合では、そのパフォーマンスはCPUの最大25倍になるという。このNPUを端末内に内蔵していることで、HUAWEI Mate 10 Proは従来のスマホに比べて、ワンランク上の存在にしている。

バッテリー駆動時間の延長もAIによってもたらされた恩恵の1つだ

 具体的な効果としては、AIによってシステムが効率化され、端末のパフォーマンスが向上する。端末全体のレスポンスが良くなり、操作感のすべてがスムーズになるとともに、前年モデルの「HUAWEI Mate 9」と比べてバッテリーが30%長持ちするようになったのもこの効率化による部分が大きいという。

 縦横比18:9と縦長になった6型のOLED(有機EL)ディスプレーにも注目だ。縦長ディスプレーは最近のハイエンドスマホではすっかりトレンドとなっているが、横幅を抑えて持ちやすさを確保しつつ、表示域を拡大してくれるという大きなメリットがある。解像度は2160×1080ドット(402ppi)と高精細。表示も鮮やかすぎない自然な表示で写真や動画を楽しむのに最適だ。

 バッテリー容量は4000mAh。標準的なユーザーなら約2日間、ヘビーユーザーでも1日以上は使用できる。ドイツの第三者検査機関テュフ・ラインランドが定めた5種の信頼性試験に合格したというファーウェイ独自の急速充電(「ファーウェイ・スーパーチャージ」)にも対応しており、バッテリーが空の状態からでも約20分の充電で約1日の使用が可能になる。

付属のACアダプターでType-C端子から充電することで、急速&安全なチャージが可能

 デザインは、全体にスッキリとしたシンプルなスタイル。それでいて知的な雰囲気もあり、フラッグシップモデルにふさわしい高級感だ。また、何層ものフィルムと3D曲面処理された強化ガラスを重ねた本体背面の美しさは特筆モノ。カメラ部分にはラインが入っており、デザインのアクセントとなっている。

ガラスの下のフィルムにより、単純な鏡面仕上げでもない何とも言えない美しさを持っている

 本体の厚みは約7.9mmで、重量は約178gと薄型軽量。6型という数字だけ見ると大型スマホという印象だが、縦長+超狭額縁仕様のため、本体の横幅は約74.5mmと同クラスのライバルを下回る数字に収まっている。同時に本体のエッジ部分は丸みを帯びており、持ちやすさも印象的だ。

縦横両方の額縁が細いことで6型ディスプレーを搭載しながら、本体サイズはかなり抑えられている

 耐水・防塵性能(IP67)は、ファーウェイのSIMフリースマホとしては初となる。発表会では「日本のユーザーの声を受けて」とアピールされていたが、雨や雪が多い日本において、あまり気を使わなくて利用できることは大きなポイントになる。

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