ネットワークカメラボックスにAI処理が可能なGPUを搭載
クラウディアン、AI処理を行なうGPUや無線機能内蔵する「CLOUDIAN AI Box」を開発
2017年12月12日 15時30分更新
クラウディアンは12月12日、GPUとしてNVIDIA Jetson TX2を内蔵し、LTEやWi-Fi通信も備える小型ボックス「CLOUDIAN AI Box」を開発したと発表した。
監視カメラなどからの映像を画像認識するようなケースでは、ネットワーク遅延の影響を避けることもあってデータが生成する現場に近い場所で行なうのが望ましい。CLOUDIAN AI Boxはネットワークカメラ接続端子(給電可能)を備えるボックスにGPUや通信機能などを収めたもの。
ボックスは全天候型(防水/防塵/落雷対策)と屋内型を用意。無線通信機能を備えることから、さまざまな場所への設置でき、カメラ画像の認識や解析・集計したデータのみの転送が可能となる。また、同社の提供するオブジェクトストレージ製品「CLOUDIAN HYPERSTORE」に送信して保存することも可能。
クラウディアンではCLOUDIAN AI Boxを利用するAIソフトウェア開発企業を募集している。