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2ソケットのラックマウント/モジュラー/タワーを投入、幅広いワークロードに対応

第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバー、6機種を追加

2017年09月29日 07時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

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 デルとEMCジャパン(Dell EMC)は9月28日、インテルXeonスケーラブルプロセッサ(Xeon-SP)を搭載した第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバーファミリーにおいて、新たに6機種を追加した。すべてのフォームファクターをカバーし、あらゆる種類のワークロードに対応するとしている。

1U/2ソケットモデルの「PowerEdge R440」

タワー型2ソケットモデルの「PowerEdge T440」

 今回、第14世代PowerEdgeの製品ラインアップに追加されたのは、ラックマウント型2機種、モジュラー型2機種、タワー型2機種の合計6機種。いずれも2ソケットサーバーとなる。

 ラック型では、1U/2ソケットの「PowerEdge R440」、2U/2ソケットの「同 R540」が追加された。R440は最大4つのNVMeドライブを内蔵できる高密度モデルで、HPCや仮想化、Webサービスなどに適する。R540は3.5インチドライブ×14台の大容量ストレージを搭載し、SDS(Software-Defined Storage)やメッセージングサーバーなどに向く。

 モジュラー型では、M1000eシャーシ/VRTXサーバーに対応する「PowerEdge M640」と、FX2シャーシに対応した「同 FC640」が追加された。いずれも1モジュラー当たり2ソケットで、16個のDDR4メモリスロットを備える。

 タワー型では、2ソケットの「PowerEdge T440」および「同 T640」が投入された。T440は最大28コアでDDR4スロット×16個、またT640は最大56コアで24個のDDR4メモリスロットを備える。

 いずれの機種も、すでに発売済みの第14世代PowerEdgeと同様に、新世代のハードウェア管理エンジン「Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC9)」を搭載するほか、新たな管理ツール「OpenManage Enterprise」にも対応している。

 販売価格(税抜、いずれも最小構成)は、PowerEdge R440が44万6300円、同 R540が48万8100円、同 M640が71万4100円、同 FC640が71万7200円、T440が47万6300円、T640が55万2600円。

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